15日目 サンモリッツへ
ローカル列車乗り継いでサンモリッツへ |
朝食後、宿をチェックアウトし、駅に向かった。 ツェルマットからサンモリッツへ大移動の日だ。5本のローカル列車を乗り継いで8時間30分かけて移動する。切符は前夜にネット購入した。 |
第1ランナーは、8時37分発のフィスプ行き。 |
ツェルマットに来る時よりもいい車両だった。荷物置場がなく、座席横においていたのだが、混んでいて邪魔になり、大変だった。写真は混む前に撮影。 |
フィスプ着9時46分。第2ランナーのアンデルマット行き10時8分発に乗り換え。 |
フィスプまで混雑していたのがうそのようにがらがら。 フィスプから先、大部分の客はベルン方面などへ乗換えるのだろう。 窓際のテーブルに路線図が描かれている。フィスプからアンデルマット、さらにディゼンティスまで、ツェルマット・フィスプと同じく、マッターホルン・ゴッタルド鉄道という私鉄と判明したのでびっくりした。 |
駅のそばで牛が放牧されていたりと、のどかな風景が続く。 15kmもあるフルカトンネルを通りアンデルマットへ。 |
12時20分アンデルマット着。左の電車。地下道を通って、右の電車、第3ランナーの12時28分発ディセティス行きに乗りかえ。 |
車内。この電車もがらがらだった。写真は1等の入口付近で、2等も1人席があった。でも、あまりにがらがらなので、1ボックスを1人で使用していた。 ツェルマットからサンモリッツは、スイス旅行の中でも重要な移動ルートだが、大多数の旅行客は「氷河急行」や、距離が長いけど所要時間の短いベルン、チューリヒ経由を選んでいるんだと判明。 |
スイスの鉄道でも最高所になる2000mほどのあたり。 |
ディゼンティス13時39分着。ここからがレーティッシュ鉄道になり第4ランナーのクール行き、13時44分発。 ここの駅名は、Desentis/Musterとドイツ語とロマンシュ語が併記。 グラウビュンデン州で大部分の鉄道を営業するレーティッシュ鉄道の駅は、多くの駅でドイツ語とロマンシュ語を併記している。 |
車内。今回も車内はがらがら。 |
川に沿って走る区間がありきれいだった。日本でいうと、京都の嵯峨野線の保津峡みたいな感じ。 |
ライヒナウ14時49分着だが、ここだけは列車の途中駅での乗換になるので、下りるのに間違わないよう注意した。 そして第5ランナーの15時6分発、サンモリッツ行き。電気機関車牽引の客車列車で、REという急行だった。 乗換のさいに見ると、スーツケースを持った客はほかにはいない。観光客が使うルートじゃないようだ。 |
この列車は、1ボックスに1人ずついる程度だったが、それでも1人で1ボックス確保できた。 |
世界遺産にもなっているランドヴァッサー橋を通過。 下左 コーヒーの車内販売があった。 下右 1杯飲んでみた。5CHF。 |
17時、定刻にサンモリッツ着。 約8時間半かけてローカル列車乗継でのツェルマット・サンモリッツ移動旅完了。 ディゼンティスまでのマッターホルン・ゴッタルド鉄道140km、そのあとのレーティッシュ鉄道130km、計270qを8時間半なので、時速35kmほどののんびり乗継。それにしても、ずっと私鉄だとは乗車前は知らなかった。 |
サンモリッツ駅舎。 このあと宿へは坂道を上がって行くのが大変だった。街へと上がるエスカレータがあるのだが、それがある施設が工事中なのだ。 |
宿と夕食 |
市街地へ上がるエスカレータの終点。閉鎖中の看板がたっている。 エスカレータを利用したとしても、まだ少し上がらねばならない。 |
宿に到着。 |
部屋へ。 |
ほんの少し広いかな。木が多く使われている。 |
窓からは湖がよく見える。 |
少し休んで夕食にでかけた。「ハウザー」という店へ。 |
店内。 下左 ベルニナビール。 下右 サンモリッツ産の地ビールだ。 |
フライシュケ―ゼ。 豚肉を固めて、香辛料を混ぜたハムのようなもの。 前回のドイツ旅行でも食べたのだが、今回は量が少なくて残念。 |
エルドベア・ティラミス。 フライシュケーゼが少なかったので、デザートもいただいた。 フライシュケーゼ 23、デザート 11.5、ビール7.5、計42CFF(約7400円)。 |
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