17日目  ベルニナ線

 

ベルニナ線でティラノへ
 宿の朝食はとらないので、かわりに前日買っておいたラーメンを食べる。

 日本のものより量が少ないので、カップ麺と湯をかければよい麺の2つ。湯をかけるほうは、3つにくずして食べ終わったカップに入れて湯を注いだ。
 
できあがったカップ麺。
 前日買っておいたフルーツ。すもも、もも、アプリコット。

 カップ麺3.2、袋麺1.9、フルーツ1.8、計6.9CHF(約1200円)。
 駅へ。8時48分発のベルニナ線のティラノ行きに乗車。切符は前日にネットで往復を購入。

 ベルニナ線とは、レーティッシュ鉄道のベルニナ線で、全線が世界遺産になっている。
 
 車内。すいていた。パノラマ車両もあったが、窓が開く普通の車両にした。
 
 モルテラッチ氷河が見える。
 
 ディアヴォレッツァに向かうゴンドラの下の駅。ゴンドラは動いていない。22日からだろう。
 
 どんどん高度が上がり、ビアンコ湖が見える。
 
 経路上、いちばん高いオスピツィオ・ベルニナが知kづいてきた。
 
 オスピツィオ・ベルニナ 約2250m。
 
 さらにビアンコ湖が見えるが、見えなくなると高度を下げ始める。
 
 アルプグリュムに到着。オスピツォオ・ベルニナからこの駅までは線路沿いに歩こうかと検討中のトレッキングコースがあるのだが、歩いている人はいなかった。

 アルプグリュムでベルニナ・エクスプレスと行き違い。
 
 このあとはどんどん高度を下げていく。
 路面電車のような区間がある。
 
 横断歩道を通過し、車と行き違う。
 
 ループ線。これから回る線路がきれいに見える。
 
 ループ線にさしかかる。ここのループ線は山奥じゃなく、集落のそばにあるので驚いた。
 
 2時間少々かかり、11時、イタリアのティラノに到着。ここの高度は約500mでサンモリッツの約1800mよりずっと低い。ついたとたん、暑く感じた。
ティラノでピッツォケリを食す
 ティラノ駅前。左がFSイタリア鉄道の駅、右がレーティシェ鉄道の駅。

 イタリアに"ちょい入り"したのは、南フランスの旅でヴェンティミリアに入ったのに続き2回目。
 
 FSはミラノ行きの列車が途中までバスになっているようだ。駅舎には入れなくなっていた。
 
 街中を少しだけ歩く。当たり前だが、標識などの言葉はイタリア語。
 
 13時の折り返しのサンモリッツ行きに乗るので、それまでに昼食をとる。抜いてもいいのだが、今回はピッツォケリを食べるために昼食をとる。駅近くの「ノヴェチェンコ」という店に入店。
 
 店内。
 
 ビールは、セリス330ml。
 
 ピッツォケリ。

 そば粉を使ったパスタで、ロンバルディア州の北部の郷土料理。

 パスタの色は、日本のそばでも黒っぽいそばと同じような色合い。日本の"田舎そば"を少し平べったくした感じ。

 チ―スのほかにじゃがいもとキャベツが入っているのが特徴。
 
 すくいあげたところ。

 ピッツオケリ12€、ビール4€、計16€(約2700円)。

 スイスだとパスタ類は15CHF、ビールは7CHFするので22CHF(約3800 円)。スイスとイタリアの値段差も感じた。

 コロナ後、ヨーロッパ旅行は6回目だが、物価の差は、ギリシャ<イタリア<ドイツ・フランス<英国・スイスという感じで、イタリアは日本からきたときは"高っ"と思ったが、スイスから入国すると”安っ”って思う。


 
サンモリッツに戻り、夕食は部屋食
 13時発のサンモリッツ行きで戻る。

 高度が上がるにつれて、天気が悪くなり、雨模様になった。
 
 アルプグリュムまで戻ってきた。
 
 オスピツィオ・ベルニナから下ってくるトレッキングコースは一部が積雪で通れなくなっている。行きに歩いている人がいなかったのはこのためだ。展望台からのトレッキングができないので、ここを考えていたが、ここもだめ。
 
 15時すぎ、サンモリッツ着。夕食は部屋食にすることにして、翌日の朝食分とあわせスーパーで買い出ししてから宿へ。
 
 
 上左   フェルトシュロッセン 330ml。缶は飲んでいるが、瓶は初めて。

 上右   缶ワインはすでに、白を見つけて飲んだが、ここではロゼもあって飲んでみた。200ml。

 左   チキンカツサンドとバナナ。
 
 チキンカツにはチリソースが塗られていた。

 ビール1.3、ワイン1.9、チキンカツサンド3.95、バナナ0.85、計8CHF(約1400円)。スイスにしては安上がり。

 

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