20日目  チューリヒ散策

 

チューリヒ散策
 朝食会場。
 
 1皿目。
 2皿目。ごく普通だが、今回の旅で泊まった各宿では見かけなかったおかずも少しあった。
 
 Hbfまで路面電車に乗り、散策開始。まずリンデンホーフ(菩提樹)の丘へ。

 下   丘からはチューリヒの東側が見渡せる。真中から少し左上の建物がチューリヒ工科大学。アインシュタインも学び、ベルン時代のあと、教鞭をとった。
 
 
 
 
 上左   丘から下る。石畳の道が続く旧市街。

 上右   味のある看板。

 左   セントペーター教会。日曜ミサをやっていて、中には入れなかった。

 ここの時計台の時計はヨーロッパ最大の時計だという。
 
 フラウエン・ミュンスター。
 
 祭壇上のステンドグラスは、シャガールが作ったものでシャガールの窓といわれる。
 
 前年、ニースにあるシャガール美術館に行き、シャガールの作風を見てきた。たしかにシャガールの特徴がでている。
 
 こちらはシャガールのばら窓。こちらは細かくてよくわからなかった。
 
 地下には古い教会跡があった。

 このほか、ジャコメッティが作ったステンドグラスや大きなパイプオルガンなど見るものが多い教会だった。
 
 グロース・ミュンスター。

 リマト川をはさんで、フラウエン・ミュンスターと相対している。こちらは少し坂を上がるが。
 
 祭壇上のステンドグラスはジャコメッティの作。
 
 地下の教会も見たが、かびのにおいがしてすぐに上がった。
ミュージアムめぐり
 チューリヒ美術館。
 
 
 
 上左   ジャコメッティの自画像。ジャコメッティの作品は特に多く、一室全部がジャコメッティであった。

 上右   ピカソらしくないピカソの初期の作。ヨーロッパの美術館では、ピカソの初期の作をよく見る。ピカソらしい作品もあった。

 左   ゴッホといえば、ひまわりだが、ここで展示されていたのは別の花。

 セザンヌ、ゴーギャン、ミロなど関心ある画家の作品が多くて見ごたえがあった。宗教画と現代アートは歩いて通過。
 
 続いて、美術館そばの電停からFIFAミュージアムに路面電車で移動。行先の表示が系統図と違う地名だったので、不安だったが乗車。
 電車は系統図と違うとんでもない方向に進んだので、1停留所だけ目的地ではない方向に飛び出してしまった。すぐに下車して歩いて戻った。

 この日、トライアスロンの大会をやっていると判明。自転車のコースと重なる区間の路面電車は走らず、行先を別のところにしていると判明。
 
 ところどころに横断用の関門が設けられ、自転車がとぎれるときに横断が許されていた。自分も渡ったが、自転車の邪魔にならないか気にしての横断だった。
 
 FIFAミュージアム到着。路面電車がだめなため、1.5kmほど歩いた。

 スイスにFIFAミュージアムが作られたのは、FIFAの本部がチューリヒにあるからだろう。
 
 
 上   入場券。最近のミュージアムでは珍しくなった写真入り入場券。

 左   各国のエンブレム付きユニフォームが展示されていた。日本のは、足が3本のヤタガラスを描いたもの。
 
 ワールドカップの各大会ごとにエピソードや思い出の品を展示していた。
 
 有名選手10人ほどは、生い立ちから活躍時、引退後と詳しく説明していた。日本人選手はいなかった。
 
 ル・コルビュジエ・パビリオン。路面電車の経路が変わっているので、大廻りの移動になった。

 ル・コルビュジエの建築を模したものや写真の展示。作品そのものの展示じゃないので、いまいち。それ以前に、なぜ世界遺産なのかもよくわからないし。
 
 内部。彼の設計したものを新しくつくったようだ。
 
 彼の作った椅子を紙細工で作るコーナー。

 この椅子だが、2人がけのものを、瀬戸芸で行った小豆島の「醤の郷 現代美術館」で見ている。

 それも、作品として展示されているのではなく、着席用の椅子として利用されているものを。
 
次にトラムミュージアムへ。

 路面電車の線路から線路が続いている。
 
 かつてチューリヒを走った路面電車の展示。主に子供向けとはいえ、詳しいデータなどもあり、なかなか面白かった。
 
 中2階から見たところ。ぎっしりと電車がつまっている。
 
 朝はミサのために入場できなかったセントペーター教会へ再び行った。

 17時すぎに行ったのだが、なんと日曜は17時までで閉鎖だと。まったくついておらず、内部の見学はあきらめた。

 そのあと、旧市街をまた散策したが、このとき歩いたエリアでは、2階が出っ張った出窓のある建物がたくさんあった。
 
 旧市街のすぐ近くに金融の中心地がある。クレディ・スイス銀行の本社。

 宿へ戻った。チューリヒカードだが、気をつけないと元がとれないかもしれないから注意を。

 自分が入館した5館にのうち、無料は国立博物館、ル・コルビュジエ、トラムの3ヶ所で、美術館は20%引き、FIFAは30%引きにとどまったため。路面電車を入れて考え、ようやく買値の56CHFを超えたところ。翌日は空港へ向かうのに使うが、そんなに得になるわけじゃない。
夕食
 
 
 上左   宿に戻ってきたのは18時30分。荷物をおいてすぐにラウンジに行って、スナックタイムに間に合わせる。

 まずシャンパン。

 上右   赤ワイン。

 左   スープは、前日とは違ってポタージュだった。
 
 おかず。
 
 ビール。
 
 チキン煮込み。これは前日はなかった。そのかわり前日あったパスタがない。メニューに少し変化があってよい。
 
 最後におやつをいただく。
 
 

 

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