| 3日目 湯ヶ島・河津七滝 |
| 湯ヶ島 |
下田の宿は、朝食が提供されないので、前夜にコンビニで買っておいたパンを食べる。そのかわり、宿側の設定する朝食時間に左右されないので、早朝に食べ、早めに出発しやすい。 |
下田発、7時43分の伊東行きに乗車。列車別改札をする駅は珍しい。出発案内にAとあるのは、改札口の記号(写真ではBとCが写っているが、Aは写真の左端より左。)でとまどった。 |
電車は東急で走っていた車両を改造したもの。 |
東急ではすべてロングシートだったが、伊豆急では観光客向けに海側が固定クロスシートに改造。このような車両は初めてだ。 |
7時56分、河津着。下 河津駅。 まだ河津桜を見に来た客はわずかですいている。自分は翌日、観桜のために河津に来る予定。 |
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8時5分発、河津七滝温泉行き。七滝は"ななだる"と読む。 |
8時29分、河津七滝温泉着。この日は、河津七滝温泉、昭和の森、浄蓮の滝、湯ヶ島を周遊する。 この日の朝まで、天城峠の旧道を歩き、旧トンネルも歩いて通過するつもりだった。この日の朝、地図を確認していて、天城峠のバス停で下車しても旧道には上れず、旧道を歩くには別のバス停を利用する必要があると判明。そうすると、峠越えに90分必要なことがわかり、歩いての峠越えはあきらめた。そして、この日の予定をいちから作り直した。 |
河津七滝は、この日の最後に歩く予定にしたので、バス停付近にいただけで、何もしなかった。9時5分発、修善寺行きに乗車。 |
出発後すぐにループ橋にさしかかる。撮影地点が上がり始めるところ。ここから3周弱して、やってきたのと同じ方向に向かう。写真右上の黒いところも橋の下側だ。 |
ループ橋の途中より。 |
ループを回り終え、右上の道が天城峠方面への道。 |
天城峠を越えて、湯ヶ島温泉口、9時43分着。湯ヶ島は、井上靖が子供時代を過ごした街で、その跡が残っている。自分は読んでいないが、血のつながらないおばあさんに育てられたこの地での子供時代を描いた「しろばんば」が有名作品で、いたるところに"しろばんばの里"の文字を見かける。 自分が大昔に読んだ井上靖ものは、シルクロードの紀行文などなのだが印象に残っていて、この地もぜひ訪問したいと思った。 |
バス停のそばから「湯道」という散策コースがある。井上靖はじめ地元民が共同浴場に行くのに使った道らしい。共同浴場で入浴するつもりだったが、午後からの営業で入浴できなかったが、散策はしてみた。 |
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上 井上靖が後年、帰省時に泊まったという旅館「白壁」。なまこ壁で美しい建物。このあと、石川さゆりの名曲「天城越え」に出てくる浄蓮の滝も訪れるのだが、この曲は、作曲家、作詞家がこの宿に泊まっているときにできたという。 湯ヶ島には、川端康成が「伊豆の踊子」を書いた「湯本館」もある。 左 「湯道」の碑。 |
このあと共同浴場と「湯本館」も見にいったが、うまく撮影できていなかった。マンホールは伊豆の踊子。 |
女橋、男橋を渡る。橋の付近から見た湯ヶ島温泉街。 |
1qほど歩き、湯ヶ島の街の中心へ。「上の家」。井上靖の母の実家。 |
公開は、第1、3の土日のようだ。 |
続いて、井上家旧邸跡。建物は、この後行く文学博物館に移築されている。 |
敷地はかなり広い。左の区画は土蔵跡。このほか、旧湯ヶ島小学校に井上靖記念館があったのだが、バスの時刻が迫っていて断念した。 |
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上 天城会館。左側に劇場が入っている。催事は入っていなかったが、手洗い利用のために開いていた。右側の外側が「湯ヶ島」バス停。左 11時22分発、下田行きに乗車。 |
| 浄蓮の滝、昭和の森 |
11時30分、浄蓮の滝着。下左 階段を下りて、浄蓮の滝のそばまで行った。25mの高さがあるが、幅は本来の幅より狭くなっているようだ。 滝の左側に自生するシダはハイコモチシダで、九州南部と伊豆半島だけ見られるという。 下右 浄蓮の滝は、石川さゆりの唄う「天城越え」に出てくる。歌碑があった。 |
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右上に浄蓮の滝が見える川沿いにわさび田があった。わさび栽培はきれいな水がが必要。伊豆の山中がわさび産地だとは知らなかった。確かにわさび漬けなどの土産品が多かった。 |
浄蓮の滝12時30分発、河津行バスに乗車。昭和の森会館12時35分着。下 昭和の森会館。中には、道の駅「天城越え」、伊豆近代文学博物館などが入っている。 |
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まずは食堂へ直行した。 |
店内。 |
わさび丼。長野の大王わさび農場でいただいて以来、2回目。 下左 自分でわさびをおろす。 下右 おろすのはなかなか楽しかった。口に入れると、鼻にツーンときて気持ちよかった。 |
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静岡県は長野県に次いで日本2位のわさび生産県。静岡県のわさび産地は、天城のほか、静岡市の山間部の有東木で、ここが日本のわさび栽培の最初だったという。今まで知らなかった。 |
「森の情報館」。天城の動植物についての展示。わさびの解説もあり、天城では棚田のようなところでの栽培が多いようだ。 |
「伊豆近代文学博物館」。関心ある内容がいろいろあったが、撮影禁止。伊豆に関係する作家は井上靖と川端康成しか知らなかったが、多くの作家がいるんだと知った、特に松本清張が「天城越え」という推理小説を書いていたことを初めて知り、読んでみたいと思った。 |
屋外展示で移設された井上靖旧邸。 |
内部。かなり広かった。 |
「森の情報館」「伊豆近代文学博物館」の建物を中庭側から見る。 |
ごく小さなスペースだけだったが、天城ビジターセンターも昭和の森に入っていた。 |
| 天城峠、河津七滝 |
14時13分発、下田行きのバスに乗車。 |
出発後すぐ、棚田風のわさび田が見えた。 |
天城峠の1つ前のバス停「水生地下」の近くに旧道の分岐があった。この道を歩くと、峠の反対側のバス停まで90分ほどかかるということで歩くのはできなかった。 |
天城トンネルの入口。 |
旧道を下ってきたところ。 |
14時27分、「河津七滝遊歩道上入口」で下車。 |
バス停から下る道があり、七滝の遊歩道に向かう。 |
階段をどんどん下がるところの入口。 |
階段を下り切ったところの「猿田淵」。滝ではなく"淵"にしているようだ。七滝には含まれないが、滝とどう違うのかはよくわからない。 |
崖の横を吊り橋のような通路で歩く区間がある。スリルあり。 |
七滝の1つ目「釜滝」。あとでわかったのだが、「大滝」に次いで高く大きな滝。滝の横には柱状節理が見える。 |
2つ目「エビ滝」。ここは他の6つの滝とは違い、柱状節理がない、削られてなくなり、古い岩石が露出しているという。一番小さな滝で高さは2mほど。 |
3つ目「ヘビ滝」。横には柱状節理が見える。 |
4つ目「初景滝」。幅が5mほどあるが、水量が少なく、2本以外はわずかに流れる程度になっていた。 |
初景滝を背後にして伊豆の踊子の像がある。 |
大岩成就。何百年もの間、洪水などがあっても、ずっとこの位置を保ち続けている大きな岩。 |
5つ目「カニ滝」。 |
6つ目「出会滝」。幅10mほどあり、幅は一番広い。滝の少し上流で支流が合流して水量が増えたところに、この滝がある。 |
大滝(おおだる)へは、遊歩道ではなくバスも通る車道にあるこの門から入る。 |
7つ目「大滝」。7つの中で最大。滝つぼの近くに露天風呂があるが、水着着用。上から風呂が見えるため。 |
河津七滝温泉16時25分発、河津駅行きに乗車。河津への途中、湯ケ野温泉を通った。川端康成も泊まり、「伊豆の踊子」で主人公が踊子の入浴が見えたという旅館である「福田屋」がある。泊まりたかったのだが、まったく無理。河津2泊にしたかったのだが、河津の宿はほかも観桜のためにどこも満室で、下田3泊にした。 |
| 下田で夕食 |
16時50分。河津着。列車別改札で、特急・踊り子東京行きの改札が終わるまでは、下田行きは入場できない。 |
17時21分発、下田行きに乗車。 |
17時37分、下田着。下田駅は入口と出口が別になっている。なんだかレトロ感のある出口だ。黒船デザインなのは下田らしい。 |
下田駅の駅舎内にある居酒屋「さかなや道場」夕食をとって帰る。全国チェーンの店なので気乗りしなかったが、メニューを見ると下田はじめ静岡特産のメニューが並んでいて、入店することにした。 |
店内。テーブルごとに個室風になっていた。 |
生ビールとお通し。下 金目鯛煮つけ。1尾に見えるが、片側だけで、半尾である。でも美味しかった。 |
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ロボットが刺身を運んできた。ロボットの料理運搬は初めてでびっくりした。上部をなでると引返すとのことで、やってみると引返した。 |
金目鯛の刺身。下 メニューの一部。 |
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静岡割り。焼酎を緑茶で割ったもの。 |
バリカツオくん。焼津市の名物。 |
黒はんぺん焼き。静岡市の名物。早朝から動き回った1日だった。いろいろ行けて、伊豆旅行の中でも一番印象に残った1日になった。行きそびれたところも多く、またきたい。 コンビニで翌朝のパンを買って宿に戻った。 |
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