5日目  下 田
下 田
 朝食は、前日に買っておいたパン。
 9時、宿に荷物を預けて、下田観光に出発。

 駅に入場券の割引券の自販機があり、開国博物館、黒船ミュージアム、ロープウェイと買っておく。

 マンホールは黒船。
 
 最初に、宝福寺へ。

 坂本龍馬飛翔之地の碑がある。この寺で、土佐藩主・山内容堂と勝海舟の会談が行われ、脱藩の罪を問われていた坂本龍馬を藩主が許した。龍馬が活躍するきっかけになった会談だった。
 
 本堂。玄関の向かって左の柱に札がついている。「幕末下田奉行所跡」とある。
 
 入場料を払って中へ。唐人お吉の墓。

 唐人お吉は、芸妓だったが、駐日領事・ハリスのもとに奉行所から世話人として派遣された。世間では妾と受取られたようだ。
 
 山内容堂と勝海舟の謁見の間。
 
 唐人お吉の遺品の展示。
 
 吉田松陰は、下田に停泊中の黒船に渡ったが、米側に米国行きを断られ、日本側に引き渡されて、拘禁された。その地のようだ。
 
 欠乏所跡。日米和親条約で石炭や食料を供給することになったが、そのための施設。
 
 なまこ壁の土蔵を利用した開国博物館。
 
 実際の展示は、道を隔てた別館で行われていた。飛び出し坊やが向かう先に展示館があり、こちらもなまこ壁の土蔵。
 
 黒船艦隊の旗艦であるポーハタン号。

 よく見るペリーの上陸や黒船艦隊が並ぶ絵は浦賀での絵。一方、黒船艦隊が停泊していた期間は下田のほうが長い。
 
 米側の通訳。2人いるが、1人は英語とオランダ語、もう1人が英語と中国語の通訳。日本側も、オランダ語と日本語、中国語の日本語の通訳がいた。

 日米和親条約は、英語、日本語、オランダ語、中国語のものがあり、日本側は英語のものには署名せず、オランダ語、中国語のものに通訳が署名するというものだった。
 
 米国に続き、ロシアもプチャーチンが長崎に来航し、続いて下田にきた。そのときのディアナ号。

 この模型は、1970年の万博でソ連館で展示されたもの。

 ディアナ号は下田停泊時に、地震の津波で損壊し、戸田で船を新造し帰国した。
 
 
 ハリスが天城を越えて江戸へ向かい、将軍に謁見した際には和服を着た。
 
 紋章を拡大。米国の国章である白頭ワシが描かれている。
 
 続いて、了仙寺。

 寺の入口に黒船ミュージアムがあり、まず見学。

 撮影禁止だった。開国博物館に比べ、展示物は少ないが、実物の展示が中心なのがよかった。
 
 本堂。日米和親条約付録下田条約がここで結ばれた。

 日米和親条約は1854年に結ばれ、神奈川条約とも呼ばれるが、その後、下田で交渉が続き、細かな点を取り決めた下田条約が結ばれた。
 
 「日米締交法燈下」の表示。
 
 近くの長楽寺。

 ここでは日露和親条約が結ばれ、日米和親条約の批准書が交換された。

 宝物館に資料があるとのことだが、閉ざされていた。
 
 ペリーロード。

 レトロ感のある散歩道でカフェや土産物店が点在。
 
 安直楼。

 唐人お吉が、後年、開いた料理屋。遺品も展示されているという案内もあったが、長らく閉鎖されている雰囲気だ。
 
 昭和湯。

 下田で唯一の温泉を使った銭湯。また下田に来る機会があれは入ってみたい。
 
 旧澤村邸。

 大正期の住宅。外壁はなまこ壁。
 
 ペリー来航記念碑。

 下   下田港沿いに歩く。左上の山は、寝姿山で、あとでロープウェイで上る。
 
 
 前日は、行ったときには閉店していた道の駅・開国下田みなと。今回は開いていた。「ラマルカフェ」で下田バーガーの昼食。
 
 店内。
 
 下田バーガー。金目鯛のフライのバーガー。フライはたれ焼き風の味付けになっている。

 下左   金目鯛のフライ。前日に食べたフライよりは身が細かくなっていた。

 下右   マンゴージュース。
 
 
 
 駅前より下田ロープウェイに乗車し、寝姿山に上る。

 下   左に大島、その右に小さく利島、右のほうに新島、御蔵島、三宅島が重なって見える。伊豆七島も行ってみたい。
 
 
 和み玉4個300円を買って、輪の中に入れればよい。なかなか難しくて入らなかった。
 
 復元された見張所。

 1849年、黒船来航前だが、英国船マリナ号が入港したこときかっかけに設置された。手前の大砲は日本製でなく、幕末期の米国船に搭載されていた機種。
熱 川
 
 上   預けていた荷物を受取り。14時42分発、熱海行きに乗車。

 左   もとJR東日本の車両を改造したもので、アロハシャツのようなデザインのためアロハ電車と呼ばれる。
 アロハ柄は、車両の山側は青、海側は赤で描かれている。
 
 4両中、3両はロングシート。
 
 1両は、ドア横がロングシート、その間がクロスシート。JR時代も同じで、座席の改造はしていないようだ。

 車内にはアロハ柄のデザインはとりいれられていない。

 
 
 
 上   海岸を走る区間では伊豆大島がよく見える。

 左   15時11分。熱川着。
 
 ホームからは湯けむりが見える。温泉地の駅の雰囲気。

 下  駅前。左のほうに駅が見える。真中から右は国民宿舎。いまどき国民宿舎は珍しいが、熱川では健在。ホームから見えた湯けむりは、国民宿舎の建物の裏手のものかな。
 
 
 入っていないけど。駅前には足湯もあった。後ろの建物は観光案内所。
 
 熱川では「セタスロイヤル」に2泊するのだが、予約段階で駅から徒歩圏内にある宿に限るとここしか残っていなかった。安めの宿なので、すぐ抑えた。

 土肥と同じく、破綻宿などを再生している"BBHグループ"の宿で、バイキング夕食は期待できないが、ぎりぎりに近い予約なのに安い宿がとれたのはラッキーだった。

 熱川は駅から海岸まで急傾斜の坂道を下る。帰りが大変だ。行きもスピードを出すと、スーツケースが危ないのでゆっくり歩いた。10分で海岸べりの宿へ。
 
 
 15時30分ごろ、宿に到着すると、フロントで、混みあっているので、無料の飲物とおでんなどを飲食してしばらくロビーで待っていてほしいと、外国人スタッフ(インド系)に言われ、しばらくロビーで待機。

 左   おでん。
 
 ビールとスパークリングインが無料で飲める。

 下  おでんとスパークリングワインをいただいてしばらく待った。

 食べ終わるまでに名前を呼ばれたので、大急ぎで食べてフロントへ。
 
 
 部屋へ。棚から部屋着を持って行く。

 和室でふとんはセルフサービス。2泊の場合、掃除はなく、タオルをドアノブにぶら下げておく方式。
 
 窓側から入口側を見る。

 徹底して室内のものを減らしている。土肥もだったが、お茶やコーヒーのサービスはなく、湯のみやカップがない。どうしても使う場合は、歯磨き用のコップを使うしかない。

 下   部屋からは伊豆大島が見える。
 
 
 
 上   (セタスロイヤルのHPより拝借)

大浴場へ。

 湯上り用の麦茶、レモネード、アイス。麦茶だけいただいた。
 
 本館6階から露天風呂に行ける。200mほどある長い連絡通路を歩く。6階が露天風呂のある付近では1階で、風呂の近くでさらに2階に上る格好になって、風呂に到着。風呂にやってくるのがなかなか大変だ。

 下   (セタスロイヤルのHPより拝借)

とても広い露天風呂。
 
 
 18時に食事会場へ。
 
 BBHグループの場合、夕食バイキングでは、アルコール飲料も飲み放題というのが特徴。そんなに飲まないけれども。ますは、生ビールをいただく。

 下   カニがあることとチーズかけの串揚げがあることが強調されていたので、いただいた。カニは身をとるのが面倒だし、串揚げにチーズはあわないような。

 焼肉の肉は、さいころ型の成形肉で美味しくない。肉は少しだけいただいて、残した。野菜が多くとれたのはよかった。
 
 
 銘柄は不明だが、白ワインをいただく。
 
 デザートとコーヒー。
 
 夕食後、23時まで夜鳴きうどんがあるとのことで行ってみた。乾麺を自分でゆでる仕組みだった。
 
 できがった夜鳴きうどん。
 
 続いて、23時までという無料バーへ。
 
 熱川オリジナルというカクテル。外国人(インド系)バーテンダーがいて、つくってもらえる。

 さっぱりした味のカクテル。

 客に接する部分では、すべて外国人(インド系が多い感じ)が対応していた。フロント、食事会場、無料バー。

 翌朝、フロントで、連泊時の掃除や送迎バスについて尋ねたのだが、複雑な質問になると対応が難しかった。
 


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