8 日 目 石 門 を 歩 く |
![]() 洋食だった。パン3種とおかずは、典型的な洋朝食向けのものだった。盛合わせにはよく配慮している感じがでている。 |
![]() 母島産の島レモンジャムで島内で作ってるか自家製だったか、ちょっと忘れたけど、美味しかった。 朝食後、頼んである昼食のおにぎりを受取る。 |
![]() 母島の中でも湿度が高くなり、植物が密生しうっそうとしたジャングルがあり、固有種も多いという。またカルスト地形がみられる。ドリーネや鍾乳洞のほかラピエ(カレン)と呼ばれるタケノコ状の突き出た岩がみられる。 母島の中では、石門だけがガイド同行を必須とする特別保護区域になっている。 8時30分にガイドが出迎え。持参物を確認したあと、出発。ほかに客1名。石門ルートは距離が長く、ツアー料金も高く、1人だと15000円なのだが、2人だと1人10000円になり助かった。またグループの場合は5人につき1人のガイドが必要。 9時に登山口に到着。小さな駐車場がある。 |
![]() 前日行った乳房山との違いは、ガイドなしでは入れない旨の掲示があること。自然保護が目的とはいえ、案内板などはないのでガイドなしでは遭難の危険もあるので、ガイドは必須。また毎年10月から3月は入山禁止だ。 |
![]() 最初は外来種のアカギの森。アカギは繁殖力が強く、駆除対象。ガイドはアカギの駆除作業の仕事もされているという。 |
![]() 下左 オガサワラビロウ。 下右 マルハチ。 |
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![]() 殻がとても小さく、体の上に帽子のようにのっている感じ。体は半透明のゼリー状。 一般的なカタツムリのイメージからかけ離れている。天敵がいないなかで殻が退化していったらしい。 |
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![]() 母島の森は、湿性高木林が多く、父島に多い乾性低木林と異なる。より東南アジアなどのジャングルと同じような感じだ。 なかでも石門エリアは霧が多く、湿度が高くなり固有種を含む植物が密生しやすい。そういえば、前日に乳房山から北方のこのエリアは霧だったと思いだした。 |
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![]() 下左 ノヤシ。小笠原の固有種。 ヤシ科だが、ココヤシのように平地ではなく、山地で見られる。 下右 手で草をかき分けながら進む。 |
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![]() 石灰岩は堆積岩に分類されるが、大理石は変成岩に分類される。 |
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![]() 下 ついに石門の北端に到着。湾の対岸に東港、さらに母島の北端が見える。写真の左下と右下にはラピエの頂上部が写っている。 |
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![]() 左 やってきた道を引き返す。行きとは違うコースも通ったらしいが、どこが行きと違うかよくわからなかった。 行きは昼食時間を入れて4時間、帰りは3時間要した。 |
![]() 石門への登山客は年間300人ほどとのこと。希少な体験ができたよかった。 |
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![]() 入浴して、ビールでくつろぐ。夕食の前に洗濯。18時30分に電話がかかってきて、食堂へ。 |
![]() 中列 キャロットラペ 下列 ご飯、カメ刺し、かんぱちのホイル焼き、かぼちゃの煮物 |
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