10 日 目  停 泊 中 の お が 丸 で 1 泊

 
 朝食。

 この宿では朝食は和食と洋食を交互に出していた。選べないが、どちらでもよい場合は飽きないので良いと思う。
 
 ははじま丸は10時30分発の予定だが、9時に荷物を玄関に出すように言われ、整理後玄関へ。写真は玄関を出た場所。

 荷物は運んでもらえるので、歩いて港へ。風雨が激しいので、かなり濡れるのだが、幸い、小笠原滞在中は、トレッキング時以外は、サンダル短パン姿なので、さほど問題じゃない。
 9時30分にははじま丸が入港するはずなのだが、なかなか入ってこない。結局1時間遅れで入港し、出発も1時間遅れで11時30分発に。

 雨のやんだ時に港を見ると、港の外は荒れていて、港内も波だっていで心配だ。
 
 1時間遅れで到着し、出発も1時間遅れ。到着した船からは数人が下船。

 乗船前、地元客が、おが丸への接続がなければ欠航になっていただろうって話していた。
 
 出港後、船室外に出られないし、歩くのすら大変だったので、座ったまま窓の外を撮影。すごい波だった。

 下  父島が見えてきたが、波の激しさは相変わらずごい。
 
 
 父島到着。雨が降っていないようでよかった。
 
 ターミナル内で、おが丸の遅延についての掲示があった。

 この日の宿泊先がない場合は、おが丸で泊まることができることも書かれている。

 小笠原ツーリストの人がやってきていて、搭乗券を受け取った。

 乗船できるのは16時から18時30分の間で、いったん乗船したら、下船はできないという。

 17時に乗船したとして、翌朝8時の出発まで15時間。竹芝到着は翌々日の9時なので25時間(普段の運行時間よりも1時間長い)。合わせて40時間、おが丸に乗船し続けるので、ちょっとつらそう。
 
 遅延証明書も発行されていた。

 
 
 ターミナル内の観光案内所で荷物を預けて、昼食とって、飲物を買い出したりする。

 ターミナルを出ると、島内放送でおが丸の遅延とこの日はおが丸で泊まることもできると報じていた。
 
 港に近い「あめのひ食堂」へ。戦跡ツアーでお世話になった板長さんの息子さんがやっている店なので、ここに行こうと決めていた。
 
 13時30分までの営業なのだが、それを知らずに入店したのはわずかに13時30分をすぎていた。店員から閉店なんですと言われ、仕方ないと思ったが、息子さんから構いませんと言ってもらい食事できることになった。
 
 煮あなご丼を注文。定食となっていた。
 
 煮あなご丼。

 美味しかったし、再び小笠原に行く機会があればほかのメニューも試してみたい。
 オガサワラクワ。

 母島の桑ノ木山で外来種に駆逐されたとい話を聞いていたので、気になっていたのだが、見ることができてよかった。
 
 ペリー来航記念碑。

 ペリーは下田にやってくる前に父島に立寄っていたんだと知った。

 このあと、公園でしばらく休憩。雨は降っていなかったが、風もきつくなってきた。生協で飲物などを買って、船に乗ることにした。
 
 17時におが丸に乗船することにして、荷物を受取り、乗船口へ。

 下左   乗船口。煮れば40時間下りられないのが気になったっが、思い切って乗船。

 下右   復路も2等寝台。席番を見て船室へ。
 
 
 
 上左   2等寝室の船室はたくさんのブロックに分かれている。自席のあるブロック。


 上右   自席のあるブロックの中。2段ベッドが両側にあり、自席は下段。

 左   自席。40時間、2泊。ここにずっと入っているわけではないが、ちょっとつらいなぁ。

 下左、下右   さっそく買ってきたビールとつまみをいただく。
 
 
 食堂へ。この日はメニューが限られていて、ラーメンやカレーなどごく少数のメニュー。
 
 ラーメンにした。

 薄い塩味でちょっと頼りない感じがしたが、船の中ではぜいたくは言えない。

 下左   シャワーを浴びて1日を終了。

 下右   トイレはウォシュレットがついていて、便座の消毒液もあり、なかなかよかった。
 

 

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