4 日 目 奥入瀬渓谷と十和田湖 |
上 1日かけて、奥入瀬渓谷と十和田湖をめぐる。7時から、リンゴキッチンで朝食。 選んだ料理。個々の宿はトレイは大きくたくさんの料理が載せられるので写真は大きくしている。 特徴あるのは、下真中の鮭イクラ丼。ほぐし鮭とイクラは別個に並べられているのだが、ご飯に載せて丼にしてみた。 下左はせんべい汁。青森県でも南部地方の郷土料理。今回の旅では南部地方で泊まるのはここだけなので、いただけてうれしい。 左 リンゴジュース。品種別に数種のジュースがあった。加えて、食事中に、スタッフがしぼりたてのリンゴシュースを提供しにきてくれたので、いただいた。小さいグラスの方。 |
宿で、無料の奥入瀬渓谷行きのシャトルバスを運行している。毎正時の出発で、8時の便に乗ろうと、急いだ。そのため、デザートやコーヒーはいただかず。 部屋に戻り、荷物を持って、トレッキングシューズに履き替えて、バスが出る西館の玄関へ向かった。出発寸前のバスに間に合った。 |
乗降スポットは何か所か決められているのだが、終点まで行かず、途中の石ヶ戸(いしけど)で下車。 10分ほどで到着。客の半数はここで下車した。ビジターセンターがあるが、まだ開いてなかったので、トイレだけ利用。 |
奥入瀬渓谷は宿のある焼山から十和田湖畔の子ノ口まで14qほどだが、今回は石ヶ戸から子ノ口迄9qほどを歩く。 石ヶ戸とは。石でできた小屋という意味で、写真のようなものをさすらしい。それが地名になったわけ。 |
すぐに奥入瀬川沿いに出た。この川は、堤防がなく、川と遊歩道の間の距離も段差もわずかな区間が多い。 奥入瀬川は十和田湖から流れ出るし、十和田湖に向けて歩いている。だから、川は歩くのとは逆に流れる。でも、流れはとてもゆったりだ。 |
さらに遊歩道と車道の間も距離がわずかで、段差は少しの区間も多い。こういうところでは、川と遊歩道は少し離れて、段差も少しある。日本の渓谷でこのようなところは珍しいと思う。 |
奥入瀬渓谷は苔の種類が多いことで知られている。苔の種類はまったくわからないけ」が、木の根や石が苔むして、緑をいっそう緑にしているようだ。 |
遊歩道の橋も、苔むしてこのような感じ。 |
馬門岩。この岩だけなく、多くの岩の総称。八甲田火山の爆発のさいに流れた溶岩でできている岩。十和田湖へ向かう際、この先は馬も通れないほど植物が茂り、馬をここの岩につないで先へ進んだと言われ、馬門岩と呼ばれた。 |
阿修羅の流れ。 奥入瀬渓谷を代表する激しい流れ。 |
阿修羅の流れの一部分では、岩が島のようになっていて、九十九島と呼ばれる。 |
飛金の流れ。岩が多く水面に出ている様子をあらわすようだ。 下左 千筋の滝。 下右 雲井の滝。 十和田湖に近付くにつれて滝が多くなってきた。 |
白銀(しろがね)の流れ。阿修羅の流れよりも川幅が広がっているが、川底にある岩のためか、水面が白くなっている。 下左 白布の滝。 下右 岩菅の滝。 |
雲井の流れ。いろいろな名前がついていて違いもよくわからない。 下左 玉簾の滝。 下右 白糸の滝。 |
姉妹の滝。 |
九段の滝。 |
銚子大滝。 この滝は奥入瀬川そのものが滝になっている。そのため、かつてはこの滝を魚がさかのぼれないので、十和田湖には魚がいなと言われた。とはいえ、落差はあまりなく、堰堤から水が流れ出ているような感じ。 |
五両の滝。 奥入瀬渓谷の最上流に流れ落ちる滝。この滝を過ぎて、間もなく十和田湖が見えてきた。 |
湖岸に到着。11時の観光船に乗ろうと思っていたが、船乗り場はわからなかったので、湖を見渡すと船が停泊していた。 |
乗船した観光船。2つの船をつないだ双胴船だった。 |
本来は上位クラスの2階へ案内された。誰も写ってないが、写真外にわずかに、自分以外に客が3、4人いた。 |
ずっと湖のど真中を通っていたが、30分ほどたち、湖に突き出ている半島に近付いた。ところどころに紅葉しているのが見えた。 |
50分で十和田湖畔の中心地である休屋に着いた。 |
数軒あった食堂のうちの1つで昼食をとる。 |
食堂内。 |
ひめます定食をいただいた。左上がひめます塩焼き、右上がひめます刺身。 |
湖岸を歩いて、乙女の像に向かった。紅葉も多少見られた。 |
岸から10mほどの島に祠があり、紅葉もみられた。 下左 十和田湖の湖底には火口があるが、その火山から出た溶岩が固まってできた柱状節理。 下右 乙女の像。詩人で彫刻家の高村光太郎の作品。モデルは智恵子夫人。昭和28年の作。 |
バスターミナル。レストラン、土産物店の入ったこの建物の中を通って、裏側に出るとバス停になっている。 |
JRバスの青森行きに乗車。 |
車内はガラガラだったが、その後、子ノ口を過ぎると少しづつトレッキング客が乗ってきた。奥入瀬渓流を歩いて、歩き疲れたところから宿に戻るのだろう。 |
午前中に歩いたコースをバスで走っていく。 奥入瀬川と遊歩道と車道の距離や段差は少ないので、バスの車窓のすぐそばに奥入瀬川が見える区間が多い。 |
宿の最寄の「焼山」の1つ手前の「奥入瀬渓流館」で下車。 カフェや土産物店などの集まった「道の駅」的な施設。東京などが緊急事態だった9月末まではずっと休業していて、営業再開して間もないようだった。 |
ビール館もあったので入ってみた。 下左 奥入瀬ビールをいただいた。 下右 奥入瀬渓流温泉から八戸方面に少し行ったところにある道の駅「奥入瀬ろまんパーク」にあるオイラセブルワリーが醸造元。 |
宿の西館の玄関は「奥入瀬渓流館」からすぐだった。 宿に戻ると、部屋に入る前にラウンジで休憩。 |
日本酒をいただいた。「陸奥八仙」という銘柄。醸造元は八戸市の八戸酒造。 |
部屋に戻り、露天風呂で入浴してから、夕食タイム。 食事場所の窓の外側。 下 選んだ料理。 |
上左 飲物はシードル「奥入瀬」。 上右 このシードルは奥入瀬渓流ホテルで醸造しているようだ。 左 リンゴケーキとアイスクリーム。 |
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