12 日 目  鶴の湯、アルパこまくさ、休暇村
 4時30分に入浴しに出かけた。最初に本館の裏手にある露天風呂へ。暗い中で入浴。
 
 打たせ湯もあった。
 
 前日、下見した浴場棟へ。暗い中、石段を下るので下見をしておいてよかった。
 
 一番乗りで入浴前に撮影しておいたが、5時をすぎて、別の客もやってきた。
 
 最後に旅館棟の中にある浴場へ。
 
 ここは浴場の内装も浴槽も、最近のよくある風呂と同じでちょっとものたらなかった。
 
 部屋に戻ると6時前。1時間30分近く、3つの湯を回っていた。

 窓からは、温泉の湯けむりが上がっているのがよくみえた。

 下   7時から朝食。ミニ湯豆腐があって、豪華感をだしている。
 
 
 朝食後、チェックアウト。坂道を荷物を持って上がるのは大変だなと思っていたら、荷物を車で駐車場まで運ぶサービスをしていることがわかり、持って上がってもらった。
 
 少し雨が降っていたので車で運んでもらえてよかった。

 駐車場には「湯めぐり号」の待合室があり、車でやってきている人の荷物もここに運ばれた。
 
 「湯めぐり号」に乗車。数人が乗った。

 下   このバスには、いったん休暇村で下車して、この日泊る休暇村に荷物を預け、そのあと鶴の湯に向かう。

 バスは9時31分に休暇村着で、蟹場を往復した後、9時44分に鶴の湯に向けて出発する。その間に荷物を預けるのだ。
 
 
 
 
 上   休暇村に到着。

 左   フロントで荷物を預ける。手続きもすますこととができた。鶴の湯に向かうバスにはじゅうぶん間に合った。
 
 
 上   鶴の湯に到着。左側に茅葺の長屋があり「本陣」と呼ばれる。かつて秋田藩主佐竹氏が湯治にきたときに警護の者の詰所だった建物だったことから名付けられたようだ。入口の門も「本陣」らしい感じ。

 左   フロントの建物。「湯めぐり帖」を見せて入浴手続。昼食とアルパコこまくさ行きの送迎バスの予約もした。
 
 小さな川を渡り、左手に男女別の浴室があり、右手には混浴の露天風呂がある。

 下   屋根のところが露天風呂の脱衣場。その左側の東屋のところに露天風呂がある。
 
 
 [鶴の湯のHPから拝借]

 露天風呂。 
 
 [鶴の湯のHPから拝借] 

 白湯。
 
 [鶴の湯のHPから拝借]

 黒湯。
 
 
 本陣のうち2室が食堂になっている。12時、そこで昼食をいただく。
 
 室内。
 
 室内にはいろりがあるが、訪問時には昼間だけかもしれないが、火はついていなかった。

 下  山の芋鍋定食をいただいた。
 
 
 鍋には芋をすりつぶして団子にしたものが入っていた。里芋をメインにして、山芋をつなぎに使っているようだ。”山芋鍋”じゃなく”山の芋鍋”ってこういうことだったのかと納得した。
 
 にんじんのいぶりがっこがあることを知った。にんじんも美味しかった。

 下左   飲物は「秘湯ビール」。このビール、旭岳温泉の「湧駒荘」でひとつき前に飲んでいる。

 下右   ラベルは露天風呂のデザイン。醸造元は仙北市の「わらび座」で、湧駒荘ではなぜ秋田?って思ったのだが、今回はまさに地元。

 
 
 
 上   本陣の一部の扉には、柿と唐辛子が干してあった。

 左   湧駒荘と同じ「秘湯ビール」ってことで、もしかしたら、、、って思った。「日本秘湯を守る宿」じゃないのかと。旅館棟の入口を見るとやはりそうだった。ちょうちんが下がっていた。
 
 「湯めぐり号」の待合所で送迎バスを待った。
 
 鶴の湯の送迎バスでアルパこまくさへ向かう。
 
 
 上   アルパこまくさに到着。鶴の湯の送迎バスは、路線バスとここで乗りがえられるように運行されている。

 左   アルパこまくさの展示施設。ビジターセンター的なものだが、ビジターセンターは環境省の設置で、自然保護の啓発が主目的なのに対して、ここは国土交通省の設置で防災意識を高めるのが目的にようだ。秋田駒ケ岳の噴火災害や防災の取り組みなどが展示の中心だった。
 
 観光案内コーナーでは3日前に見た田んぼアートの一番きれいな時期の写真も出ていた。こんなになるのかってびっくり。
 
 ラッキーだったのは、入浴していた人たちがそろって退出するところだったこと。おかげで撮影できた。

 近代的な内装と浴槽であまり風情はないが、しばらく入浴。
 
 露天風呂。こちらも近代的な風呂だが、それはそれできれいでよい。
 
 天気が良ければ、この露天風呂からは田沢湖がよく見えるとのことだが、この日は霧で全く見えず。

 下左   バス停で乳頭温泉行きのバスを待つ。

 下右   やってきたバス。

 
 
 上左   車内。

 上右   休暇村前で下車。

 左   バス停から見た休暇村。
 
 フロントでは手続は朝にしているので、荷物とキーを受け取って部屋に向かった。

 標準的な和室らしい和室といたところ。
 窓側から入口側を撮影。

 下   窓からは紅葉の森がよく見える。
 
 
 お茶請け。
 
 部屋で休んでいたら、布団を敷きにきてくれた。敷いてくれるのはよかったのだが、かなり早い時間だったのでびっくりした。

 浴衣代わりにフロントで作務衣の貸出をしているという話を聞き、すぐにフロントへ借りに行った。
 
 (翌日早朝に入浴したさいの撮影)

 温泉へ。屋内の浴槽は2つ。手前に「乳頭の湯」という透明の湯。

 
 
 (翌日早朝に入浴したさいの撮影)

 奥の方には白く濁った湯。透明の方よりもぬるい。
 
 (翌日早朝に入浴したさいの撮影)

 露天風呂。

 3つの風呂は、風情がないかわり、きれいな風呂だった。
 
 夕食は18時からを希望したが、客が多いので18時30分からにかえられないかと言われ、18時30分からにしたが、時間が近付くともう少し待ってほしいと電話があり、レストランに来てほしいと電話があって、行ったのは19時だった。この日は土曜日で特に客が多かったのだろう。

 ビュッフェ式で、どれも料理は補充されていて問題なかったが。
 
 好みの天ぷらを揚げてくれるコーナー。5種類あったが、全部揚げてもらった。
 最初に選んだ料理。

 左上の串さししてあるのは、鮎の塩焼と豆腐やをきりたんぽ焼いたもの。

 右上は柔らかい若いたけのこをゆでたもの。

 右下はビーフシチュー。

 下左   飲物は「田沢湖ビール ブナの森」。

 下右   醸造元は大仙市の「わらび座」。2日前に飲んだ「田沢湖ビール」との違いは、ブナの天然酵母を使っていること。
 
 
 続いて選んだ料理は和食の小鉢ものが中心。

 下左   飲物2種目は、清酒「天真爛漫」。

 下右   醸造元は秋田県湯沢市の「秋田銘醸」。   
 
 
 最後にデザート類もしっかりいただいた。食べ終わると20時30分で、1時間30分かけてゆっくりとたくざん食べて満足。

 

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