2 日 目  遠 野 郷 を 歩 く
 朝食会場へ。
 
 朝食は和定食だった。
 コーヒー。
 窓から見た遠野。写真右端に遠野駅前の広場が見えるが、駅舎は他の建物に隠れている。
 
 8時に開く観光案内所に直行。市内観光共通券1220円を購入。遠野の観光地7ヶ所のうち5ヶ所に入場できる。自分の行く予定の5ヶ所を合わせると2000円。バスの1日券などがないのは残念。

 下左   遠野駅前のバス停。

 下右   ふるさと村まで乗車したミニバス。
 
 
 
 上   先ほど買った共通券で入場。とても広い敷地で、見て回るのに時間がかかった。

 左   南部藩エリアでは一般的だった「曲がり屋」。

 右側は母屋、左の曲がっている部分がうまや。
 
 
 上左   雨風祭の藁人形。台風のきやすい二百十日に台風を北に追いやるために、人よりも大きな藁人形をたてる、祭りでは屋外にたてる。

 上右   かまどでは火を入れていた。

 左   母屋には靴を脱いで上った。
 
 別の「曲がり屋」へ。

 下左   いろり部屋。

 下右   うまやにはポニーがいた。
 
 
 
 上左   ふるさと村を出て福泉寺へバスで戻る。

 上右   かなり広い境内で紅葉も進んでいる。

 左   大正時代の創建。観音堂にある大観音像は日本最大。観音堂の内部は撮影不可。
 
 
 上   適当なバスがなかったので、30分ほど歩いて伝承園に向かった。

 途中、田んぼの風景がきれいだった。

 左   伝承園に着くと、まずレストラン棟へ。
 
 いろりのある民芸調の店内。
 
 ひっつみ定食。
 
 "ひっつみ"は、小麦粉でこねた板状の"太いきしめん"を、いろいろな野菜や鶏肉などと煮込んだ岩手の郷土料理。

 この旅行で、別のところでも食べたのだが、底では板状ではなく、”すいとん”と呼ばれるものと同じだった。
 
 デザートとして"けいらん"もいただいた。

 鶏卵の形をしていることから名付けられた団子で、これも郷土料理。
 
 団子の中にはこしあんが入っていた。汁は、単に団子を茹でたときの湯で。味はしなかったので、飲んでいない。
 
 食後は、伝承園の見学。「曲がり屋」など、ふるさと村と重なる展示が多かった。

 ここは、蚕を飼っていた部屋で、写真のような感じで蚕の棚が置かれていたという。
 
 オシラ堂(御蚕神堂)という。蚕の神様を祀る部屋。

 細長いのが御蚕神で、参拝者は絵馬のように願いを小さな人形に書いて取り付けていく。
 
 板倉。

 ござで周囲を保護しているので見にくいが、板を組合わせた倉で、板の壁はとりはずすことができるという風通しのいい倉。
 
 伝承園を出て、そばにある酒屋で、その店でしか売ってないという酒などを買う。

 カッパ淵に行く途中、常堅寺の境内を通るのが近いので、通っていく。
 
 寺のそばを流れる川の両側が"カッパ淵"。カッパが悪さをしていたとの伝説がある。
 
 カッパ釣りの釣竿。

 下左   カッパ釣りをする場合は許可証が必要とのこと。

 下右   バス停に向かう途中、交通安全の看板でもカッパが登場。
 
 左左   カッパ淵最寄の足洗川からバスに乗車。

 左右   遠野駅前を通り過ぎ、中央通りで下車。
 
 
 バスを下りてすぐのところに「とおの物語の里」があり、入場。

 柳田国男が遠野で定宿にした高禅旅館が当時のままで残されていた。内部には柳田国男関係の展示。

 ほかに、伝承されてきた物語の展示。
 
 続いて「遠野市立博物館」へ。遠野の民俗の専門の博物館だ。
 
 
 上左   博物館の前に階段があり、上に遠野城跡があるということで上り始めた。

 上右   上までの道のりは遠く大変だったが、本丸跡に到着。特に何もない広場だったが、上まで行けて満足。

 左   近くの展望台からは遠野市街の全景がみられた。
 
 伝承園のあとで、地酒やどぶろくを買ったので、それらを飲むため、スーパーで弁当を買って宿に戻り、この日は部屋食にした。

 下左   伝承園そばの酒屋で買った酒は「カッパ淵」。

 下右   醸造元は遠野市の「上閉伊酒造」。
 
 
 弁当。これだけでは足らず。非常食で持ってきた菓子なども食べた。

 下左   遠野特産の「どぶろく」。

 下右   醸造元は遠野市の「濁酒製造場」。
 

 

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