9 日 目   玉 川 温 泉 へ
 朝食。ご飯は焼きめし風の炊き込みご飯。おかずは前日とほぼ同じ。

 デザート、コーヒーは前日と同じで写真省略。

 このあと、チェックアウトし、宿からすぐの駅へ。
 この日は盛岡を経て玉川温泉に向かう。

 北上駅東口の改札を入った所。新幹線改札、在来線改札、新幹線乗換口を1ヶ所にうまくまとめて、駅員のブースは1ヶ所ですむようにしてある。こういう駅は初めて見た。

 下   8時58分、盛岡行き「やまびこ」に乗車。
 入線してきた「やまびこ」。

 下左   入口横の行先表示。

 下右   自由席はかなり混んでいたが、なんとか空席を見つけて座れた。

 午前中は盛岡で散歩。
 
 
 
 上左  「でんでんむし」という都心部の循環バスに乗車。運賃も120円と安い。

 上右  「上の橋」バス停で下車。「上の橋」は盛岡城築城時にできた橋で、欄干に擬宝珠(ぎぼし)があること。京都の三条大橋などわずかに残るだけだ。

 左   向かったのは、再建された明治期の火の見やぐら。1年前にもやってきたのだが、工事中だったので、完成したと知り、見に来たのだ。
 
 
 上   「ござ九」(漢字では"呉に草かんむり"、"座に草かんむり")という現役の雑貨店。

 住宅部を入れて、長屋のような建物全体で1軒。

 左   旧井弥商店。今も別会社の事務所で使われている。
 
 「啄木新婚の家」へ。

 啄木が明治38年に3週間、新婚生活をした家。

 盛岡市内に残る唯一の武家屋敷でもある。
 盛岡で一番人気のパン屋「福田パン」で昼食用のパンを買う。

 案の定、行列があり、20分ほど並んだ。
 店内に入り、たくさん書かれたパンの種類を見て、何にするか考えた。

 順番が回ってくると、写真右の注文口で注文を伝え、左のお会計でお金を払い、パンを受け取る仕組だ。
 盛岡駅前のバスターミナルの中の広場のベンチでパンをいただいた。

 下左   オリジナル野菜サンドにエッグハムカツをトッピングしたもの。

 下右   桃ジャムと抹茶。ジャムの塗り方だが、一般的な片側に一種づつ塗る"ミックス"と珍しい上下に分けて塗る"半々"があり、"半々"にしてもらった。

 パンが大きく、2個食べるのが精一杯で満腹になった。
 
 
 
 上   12時35分、「こまち」秋田行きに乗車。

 左   赤が「こまち」、緑が「はやぶさ」。連結を解結すると、「こまち」はすぐに出発するので、解結は見られなかった。
 
 「こまち」に飛び乗ったら、混んでいて、何とか席があった状態。

 「こまち」は全車指定だが、盛岡・秋田間は、空席があれば座れる立席特急券で乗車できる。値段は自由席相当。

 普通車でも3人席がなく、2人席も「はやぶさ」よりも少し広い。秋田新幹線は、実質は在来線なので、それにあわせて車両幅が狭く、2人席だけで、その2人席は「はやぶさ」よりも少し幅が広い。
 
 田沢湖駅に到着。
 
 田沢湖駅前バス停から玉川温泉行きバスに乗車。

 田沢湖駅からは1年前乳頭温泉郷に行ったので、様子がわかっていて、楽に乗り換えられた。
 
 車内。荷物置場があって助かった。

 写真ではガラガラだが、バス出発の直前に東京からの「こまち」がついて満員になった。立席は危ないからか、このバスにのあと続行便が出された。自分は満員だと困ると思って、1本前の「こまち」でやってきていた。
 
 新玉川温泉で半分ほどの客をおろした。

 この翌日、歩いて玉川から新玉川に行ったのだが、ごく近かった。でも、バスだとかなり遠回りするし、冬場はバスは新玉川どまりになり、玉川温泉は休業になる。

 玉川温泉着。なまはげがお出迎え。
 
 バス2台分の客がやってきたので(バス2台の客の半分が新玉川で下車したので)、フロントは大混雑。

 自分の場合は、1台目のバスの最前部に乗っていたので、2、3人待っただけで、すぐにチェックインできて助かった。早めの「こまち」に乗ったのが幸いした。
 
 東館にある部屋は6畳。暖房はあるが、冷房や冷蔵庫がないので夏は大変な感じ。トイレは共同。

 バスタオルがないので、忘れられたと思い、フロントで尋ねたら、この部屋はバスタオルなしだと言われた。手ぬぐいはあったので、よかったが。
 
 入口側を撮影。

 布団はたたんで置いてあるのを自分で敷く。

 この部屋は、旅館部で一番安い部屋なのだが、自炊部よりも安かったのだ。それで、選んだのだが、自炊部とどう違うのかが気になった。

 旅館部でも南館、西館はトイレが自室にあり、冷蔵庫、テレビがあることがHPからわかる。きっと、冷房やバスタオルもあるのだろう。

 
 
 お茶請けをいただいてから、建物周辺の探索にでかけた。
 
 玄関から出てみると、頭の上に渡り廊下があった。大浴場などがある南棟に向かう渡り廊下だ。
 
 湯けむりがたっている向う側にあるのが南棟。

 大浴場は写真の右の外になり、写真に写っているのは、室内岩盤浴や旅館部客室などがある棟や自炊棟。
 
 各棟に囲まれた広場にバス停がある。

 下  (玉川温泉のHPより拝借)

 部屋にいったん戻り、大浴場で入浴。

 大浴場には9種類の湯があった。源泉50%、源泉100%、ぬる湯、討たせ湯、寝湯、立湯、蒸気湯、箱蒸し、弱酸性の湯、気泡湯、飲泉。すべて試してみた。

 
 
 
 上左   夕食をとりに食事会場へ。

 上右   飲物は生ビールを別注文。

 左   選んだ品。ほぼ野菜でヘルシー。左真中の皿は大根と牛肉の煮つけで、これは肉か魚で選べる皿だった。

 
 
 ご飯代わりのうどん、デザート、コーヒー。

 部屋に戻り、早めに休んだ。

 

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