15 日 目 まさかの欠航で大回り移動 |
朝食は大広間の朝食会場へ。大広間にはテーブルと椅子が設置されていてよかった。 下 案内された席には和定食がセットされていた。朝食セットとしては十分なものだ。 |
朝食後チェックアウトし、8時55分発、佐井車庫行きに乗車。 前日、むつバスターミナル8時発の佐井車庫行きに乗車したが、同じ便だ。 |
車窓から大間崎をもう一度見て、9時58分、佐井に到着。バス停は佐井港ターミナルの前にある。バス下車後、すぐに建物に入り、船の切符売場へ。 この船に乗りたい大きな理由があった。2023年3月限りで廃止されるからだ。 その後は、佐井から脇野沢へバスを運行、脇野沢から津軽半島側の蟹田への船につなげるということが考えられているようだが。利便性はずいぶん悪くなる。 |
ところが、信じられないことがおこった。乗船予定だった青森行きの船が欠航だと。 まさかの欠航で、大ショック。でも、船で青森へは行けない。陸路で遠回りするしかない。けれども、その時刻までは調べていなかった。 ベンチに座って、大急ぎで代替コースの検討をした。 船からは、仏ヶ浦も見られるので楽しみだった。遊覧船は運航されるので、乗ることも考えたが、乗ると青森着が20時になるのでとりやめた。 |
検討の結果、佐井から下北へバス(途中、泊ったばかりの下風呂温泉を通過)、下北から野辺地へJR、野辺地から青森へ青い森鉄道というコースが大回りだが、一番早いことがわかった。 このコースで青森に向かうが、佐井の出発は計画していた船より1時間早く、青森着は船よりも1時間20分遅くなる。 |
バスの出発まで1時間強あったので、三上剛太郎生家を見て、早めの昼食をとることにした。生家はターミナルから5分ほどで行けた。 三上剛太郎は、医師で日露戦争に従軍し、写真にある手縫いの赤十字旗を野戦病院にかかげて、治療にあたった。その後は、佐井で開業した。 |
昔のレントゲン機器。昔は非常に高価で希少なものだったが、利用して治療にあたった。 |
上左 昼食として「ちょこっと」という「うにぎり」を売っている店を発見。 上右 「うにぎり」は岩ノリで巻いているのも特徴。 左 佐井産のうにが思っていた以上にたくさん入っていて感激。500円。 |
青森で人気のパン「イギリストースト」(通称「イギリスパン」)のコーヒークリーム版があったので、買ってみた。 下左 "トースト"という名はついているが、焼いてはいない普通の食パンでクリームをサンドイッチにしてある。 下右 買ったのは「710(なないちまる)」という地元のコンビニ。 |
下北駅前行きのバスに乗車。11時33分発で13時45分着なので2時間10分ほどの乗車。 |
野辺地行きのJR。14時17分発で15時14分着。1時間ほどの乗車。 |
青森行きの青い森鉄道。15時30分発で16時20分着。50分の乗車。 青森に着いたあと、当初計画では、閉館の決まっている棟方志功記念館に行くつもりだったが行けなくなった。 閉館は2024年3月のようなので、まだ間があるので、行けたら行ってみたい。 |
青森駅前のルートインで泊る。 青森駅の工事は前年きたときやっていたが、まだ続いていた。駅舎はできたようだが、駅舎に隣接する商業ビルがまだのようだ。 |
チェックインして部屋へ。 |
窓側から入口側を見る。 |
窓からは青森駅がよく見えた。、写真右上に青森駅のホームが見える。その手前に商業ビルができるのだろうが、まだ工事は進んでいない感じ。 |
夕食は宿から近い「おさない」へ。1階は食堂、」2階が居酒屋で、2階に上がった。 1年前にも訪問していて、安くて美味しかったのでまたやってきた。 |
上左 生ビール。 上右 お通し。糸こんにゃくと野菜のきんぴら。 左 スルメイカ刺身。 |
生干しこまい焼き。 |
上左 冷酒「じょっぱり」。 上右 製造は弘前市の「六花酒造」。 左 ほたての卵バター。 |
けの汁。 青森県の郷土料理で汁物といえば、八戸方面のせんべい汁に対し、津軽のけの汁。下北ではせんべい汁だったが、青森にきて、けの汁に変わった。 |
しょうがみそおでん。 具はごく普通なのだが、しょうがみそをつけていただくのがユニーク。 今回に旅では、青森市は下北から五所川原に行く途中で1泊入れただけで、街歩きのための日をとらなかったのだが、食べたいものを、行きたい店で食べられた。 |
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