20 日 目   小坂とストーンサークル
 朝食。

 下左   デザートとコーヒー。

 下右   朝食会場。
 
 
 上左   宿の最寄の「御成町二丁目」バス停へ。

 上右   小坂行きバスに乗車。

 左   途中、小坂レールバイクの乗車場所のバス停付近では豪雨。自分でトロッコをこぐ遊具なのだが、この雨では大変だ。(このあと向かう小坂レールパークとは別物。)
 
 
 上左   「小坂操車場前」で下車。

 上右   小坂総合博物館郷土館。

 左   かつて露天掘りをしていたと知った。
 
 採掘されていた黒鉱。金、銀、銅、鉛などが硫黄と化合したものを多く含む。各鉱物を抽出する技術が開発され黒鉱の採掘が行われるようになった。
 
 
 上   つぎに小坂レールパークへ。かつての小坂鉄道小坂駅の構内を自由に見学する施設だ。

 1980年代に大館・小坂間を乗車したが1994年に旅客、2008年に貨物も廃止され、2014年にレールパークがつくられた。

 左   特急寝台車で宿泊できる。
 
 構内の様子。40年前に乗車した気動車かも「しれない。

 そこそこ広い駅で、ミニ博物館もあって楽しめた。
 レールパークから康楽館に向かう。のぼりが立ち並ぶ。明治百年通りという。

 康楽館に着き、見学を申し出ると、ちょうど公演中で、あとで来るように言われて、先に小坂鉱山事務所の見学と所内のレストランでの昼食にする。
 
 
 上   小坂鉱山事務所は、ヨーロッパによくある宮殿風。車寄せの2階が豪華そう。

 左   玄関には人力車があり、観光用でよく見るタイプより豪華感があるが、昔の社長用だったという。
 
 館内では各室に展示があり、見て回った。

 下左   螺旋階段を上から見る。

 下右   この日は11月3日。レストランはあと3日で年内の営業は停止でぎりぎりだった。
 
 
 あかしあ亭は広い部屋に座席が少ない。以前からなのか、コロナ対策なのかは不明。
 煮込みハンバーグ定食にした。

 下左   煮込みハンバーグを拡大。熱々で美味しかった。

 下右   車寄せのデザインは凝ったものだった。
 
 
 
 
 上   康楽館の見学ツアーの時間がせまっていたので急いだ。事務所と康楽館の間には、小さなレトロ建築が複数あるのだが、時間がなく通過。

 左   康楽館は見学ツアーか公演でないと中には入れない。2階から舞台を見る。思ったよりも大きな劇場だ。

 
 
 2階の客席で康楽館の概要の説明があった。

 全席が腰をおろして座布団に座るようだ。

 1910(明治43)年の完成で、当時としてはに日本有数の規模で、文化の先進地だったという。移築も復元もしていない現役の劇場では日本最古とのこと。
 
 舞台の下。回転舞台になっていて、真中に写っている縦棒をもって回すのだという。
 
  舞台上。先ほどまでやっていた公演の後片付け中。

 下   楽屋も見学。有名歌舞伎役者や芸能人の色紙がたくさんあった。壁に直接書いたサインも多数。
 
 
 1階の客席を見て、見学ツアー終了。

 下左   「康楽館前」バス停。

 下右   花輪駅前行きに乗車。

 
 
 鹿角花輪駅前着。

 乗ってきたバスは秋田犬デザインだった。乗ったバスはすぐに移動してしまったが、色違いの同じデザインのバスを撮影した。

 下   鹿角花輪駅。
 
 
 ここで大事件発生。

 これからストーンサークルに行くのだが、停留所の時刻表を見ると、乗車するバスが最終になっている。事前に、ネットの時刻表サイトで時刻を調べたときには、このあとにも便があったはずだ。

 遺跡から駅に戻るバスが心配になって帰りのバスの時刻を調べた。幸いなことに待合所にはこのエリアのバス時刻表が掲示されていたので、いちいちネット検索する必要がなかった。

 結果は、これから遺跡に行くと、駅に戻るバスがないのだ。この日は11月3日で祝日。土日祝は戻るバスがない。平日ならあるのだが。時刻表サイトは平日ダイヤで検索されていたのだ。

 
 計画では、ストーンサークルを見た後、鹿角花輪駅に戻り、高速バスで大館に帰ることにしていた。(JRは代替バスになっていて、利用しづらい。)

 ストーンサークルから「高速けまない」バス停まで歩くことにした。4kmほどあるが、計画で鹿角花輪から乗車する予定になている便に乗れそうだ。
 
 帰りは歩くことにして予定が決まったのでホッとした。

 駅前をうろうろしていたら、後生掛温泉の送迎車がやってきて、数人が乗り込んだ。

 後生掛温泉の送迎は、5〜10月は八幡平山頂からなのだが、11〜翌年4月は鹿角花輪駅からになる。この温泉もぜひ行ってみたいものだ。
 
 
 上左   大湯温泉行きのバスに乗車。土日祝は最終便。

 上右   「大湯環状列石前」バス停で下車。

 左   平日に比べて土日祝の便数がとても少ない。平日の高校生の通学や高齢者の通院による需要が土日祝にはなくなるからだろう。

 ネットの時刻表サイトで間違いがあったのは、10月1日から土日祝の便が激減したようだが、時刻変更に対応できなかったのか、あるいは単純に11月3日が祝日なのに平日扱いしてしまったかだろう。時刻調べはなるべく会社のHPで調べる方がよさそうだ。
 
 ストーンサークル館へ。

 北東北・南北海道の縄文遺跡がまとめて世界遺産になったが、ここはその1つ。そのビジターセンターのようなものだ。

 下左   この日は無料だったが、見学者は自分だけ。駐車場に車が3 ,4台あって、遺跡にはあわせて10人ほどいたが。
 
 
 上右   ストーンサークルがあるだけと思っていたが、出土品がいろいろあることを知った。

 左   屋外に出て、ストーンサークル(環状列石)を見た。石の輪は大きな輪と中心にある小さな輪の二重。

 下左   日時計。

 下右   遺跡の中を道路が通る。
 
 
 
 上  道路を渡った側のストーンサークル。こちらの方が、大きな輪と小さな輪が二重になっていることは、こちらの方がよくわかる。

 左   高速けまないへの道順はスマートフォンの地図を利用。最短経路は未舗装の農道も通るようだったので、少し遠回りの車道を通るコースを歩いた。
 
 「高速けまない」バス停に到着。

 元々は上を走る高速道路の脇にバス停があるのだが、工事をしていて、下の一般道で乗降するようだ。

 下左   やってきた大館行きの高速バス。

 下右   車内。客は5、6人。
 
 
 
 
 
 上左   「高速大館」で下車。路線バスのバス停名は「大館鍛冶町」。この付近が大館市の中心街なので、高速バスではわかりやすくしたのだろう。

 上右   市役所方面へ歩き居酒屋「魚彦」へ。クーポンの使える数少ない飲食店の1つ。前日、ここと万一閉店の場合に行く予備を決めておいた。

 左   店内。
 
 
 上左   お通し。ひじきといか塩辛。

 上右   生ビール。

 左   この日は木曜だが、木曜は刺身の日で、990円の10点盛りが690円だというので注文。
 
 刺身10点盛り。安くてうまい。この店にきてよかった。

 下左   冷酒「北秋田」。

 下右   製造所は大館市の「北鹿」。秋田の酒が美味しいっていうのは本当だ。
 
 
 ゲソ天。

 メニューにこの店の人気料理だと書いてあったので注文。人気の理由は料理を見てわかった。量が半端ないのだ。でも、値段は他の店並み。量を考えると、他の店の半額ほどになる。美味しいのだが、最後のほうは飽きてきた。
 
 ミニちゃんぽん。ミニとはいえそこそこの量があり、満腹になった。

 このあと30分ほどかけて宿まで歩いたのが、ちょうどよかった。

 

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