16  ソ ウ ル 立 ち 寄 り

 

 

立ち寄ったソウルで大規模デモに遭遇
 
 
 
 上左・上右  仁川空港を出たのは9時30分ごろ。昼ごろの関西行きの便が、格安料金ではとれなかったので、19時20分発の便で帰国する。

 ソウル市内に出ることにしたが、16時30分ごろには空港に戻りたいので、7時間。市内への往復を考えると、自由なのは5時間ほどだ。

 ちょうどエクスプレスがあったので、乗車。

 左  エクスプレスはTmoneyで乗車できないので、1回券を購入。1回券で面倒なのは、購入時に券のデポジットが加算され、下車後に、デポジットの返金の機械を使って、返金してもらうこと。旅行者は知らなかったら、損をしそうだ。
 
 
 上左  ソウル駅着。駅構内を少し見て歩く。よく考えたら、空港鉄道下車後、地下鉄への連絡通路ができていたことを思い出した。しばらく来ていないので、忘れていた。

 上右  地下鉄1号線のホームへ。

 左  鐘閣で下車し、久しぶりに仁寺洞に向かった。
 
 
 
 
 
 上左  トルコ人がドンドルマの実演販売をしていた。トルコでやっているのと同じようなパフォーマンスつきで。見ているだけで面白かった。

 上右  仁寺洞から少し路地を入ったところに、かつてよく泊まった貴賓荘(ヨンビンジャン)があったので、のぞいてみた。外国人旅行者向けの新しいゲストハウスになっていた。

 左  店名がよくわからないが、大衆食堂に入った。
 
  マンドゥックをいただいた。
 
 マンドゥ(饅頭)は、韓国では餃子のことだが、丸く固められていることが多い。

 トゥ(餅)もたくさん入っていた。細長い棒状の餅をソーセージのように斜めに切ってある。
 
  そろそろ空港に戻ろうかと地下鉄の鐘閣駅に向かった。

 鐘路の大通りに出ると両側の歩道をデモ隊が西に向かっていた。

  シュプレヒコールを聞いていると、反ムンジェイン派のデモであることがわかった。聞き取りにくいが、ムンジェイン・タトゥ(打倒)と叫んでいた。それに、米国旗やパククネの写真を持っている人もいたのだ。韓国のデモというと民主派のデモのイメージが強かったので、意外感があった。


 
 
 デモは延々と続き、きりがないのでソウル駅に向かおうと、地下に下りた。地下鉄でやってきたデモ参加者が多くて、動きにくかった。このあと、光化門の広場に向かうのだろう。
 
 地下鉄をソウル駅で下車し、地上に出てみると何か聞こえてくる。集会をしているようだ。

 確かめるために、高架のソウル路に上ってみると、ソウル路から南大門に間が埋め尽くされ、集会が行われていた。
 
   当日は気づかなかったが、旅行記を制作中に写真を見て気づいたことがある。写真の右真ん中あたりに、문재인퇴전(ムンジェイン・ツェチョン)と書かれた旗が見える。ツェチョンを調べると「退転」なので、意味としては打倒よりは少し弱そうだけけど、似た意味だ。
 
 しばらくすると、群衆の波が北の方に移動していった。光化門の広場に向かったのだろう。

 帰国後、光化門広場を中心に反ムンジェイン派の最大規模のデモがあったことを知った。すぐにこのデモのことだなってわかった。それにしても、たまたま立ち寄ったソウルでこんな大規模デモに遭遇するとはびっくり。
 
 高架のソウル路から下りていくとき、パククネの姿を描いたバスが何台か止まっていた。各地からバスでデモ参加者が運ばれてきたのだなと思った。
 
 ソウル駅から空港鉄道のエクスプレスで仁川空港に戻った。
 
 搭乗券はイスタンブルで発券されているので、すぐに制限区域内へ。そして、アシアナのラウンジに入った。

 下左  ラウンジのメニューは、イスタンブルへ向かったときとは違っていた。飽きなくてよい。

 下右  下から注がれるビールサーバで入れたビール。
 
 
 
  ラウンジに入っている間に日没があり、暗くなっていた。

 下左  OZ116で関西に向かう。

 下右  左右中と2席づつだが、窓側をとっておいた。長距離なら通路側をとるが、日韓線は短いので窓側にした。
 
 
 
 
 
 
 上左  機内食。洋食と韓食から選べ、韓食はプルコギだった。韓食にした。今回の旅行の最後を飾るにふさわしい美味しいプルコギだった。

 上右  飲物はシャンパン。

 左  コーヒー。

 間もなく関西空港に到着。今回のトルコ旅行も無事に終了。




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