15  イ ス タ ン ブ ル 6

 

 

カーリエ博物館などを回り、最後のサバサンドを食べる
 この日は、昼過ぎまでイスタンブルでまだ訪問していないところを回り、午後は帰国の途につくため空港に向かう。

 今回の旅で、ホテルの朝食はこれが最後。しっかりいただいた。

 朝食後、チェックアウトして、荷物を預かってもらい、出発。
 
 
 上左  タクシムから地下鉄2号線に乗車、ヴェズネシレルで路面電車に乗り継ぐ。

 上右  トプカピで下車。

 左  駅の近くにある「1453歴史パノラマ博物館」に向かったが、周囲がフェンスで覆われていた。建て替えられるようだ。また来よう。
 
 テオドシウスの城壁。ビザンツ時代に建造され、当時のコンスタンチノープルを防御した。

 写真はトプカプ近くのものだが、かなり長い距離にわたって、このような状態のものが続く。
 
 トプカピに戻り、路面電車4号線でエディルネカプへ。ここは地下で、停留所というよりは、地下鉄の駅といった感じ。

 地上に出た後、テオドシウスの城壁を間近に見られるところに立ち寄る。
 
 続いて、ミフリマー・スルタン・ジャーミィへ。

 最近、修復されたばかりできれいだ。

 下左  中庭。

 下右  回廊。残念ながら礼拝場は閉鎖されていた。そのせいか、訪問する人はほとんどなく、がらがらだった。
 
 
 次に、カーリエ博物館に向かった。途中、カラフルな住宅が並んでいたのがきれいだった。
 
 カーリエ博物館に着いたが、工事中だったので、本当にここでよいのかわからなかった。入場券売場があって、ここでよかったとわかった。

 ここは、博物館と名付けられているが、かつての修道院を保存し、内部の壁画を公開しているところだ。
 
 壁の上部にある、聖母マリアとイエスのモザイク画。
 
 天井にある、イエスのモザイク画。

 下左  入口から入ったところの前室の奥のほうを望む。天井も側壁も一面、絵が描かれている。

 下右  奥の部屋にあった、イエスの誕生の壁画。
 
 
 奥の部屋の様子。

 小さな博物館だったが、壁画をじっくりみた。

 下左  路面電車で次の停留所のワタンへ。

 下右  地下鉄1号線に乗り継ぐ。この地下鉄は車両は路面電車みたいな感じで、それを数両つないでいた。
 
 
 
 上左  イェニカプで地下鉄2号線に乗り継ぎ、ハリチで下車。この駅は金角湾の上に設けられた駅だ。

 上右  改札を出ると橋の上に出る。ガラタ橋も見える。

 左  ガラタ橋の北詰まで歩いて、昼食。
 
 
 上左  この旅で最後になるサバサンド。この時まで食べたサバサンドは15TLだったが、ここは13TL(約200円)と少し安い。ほとんど観光客がいかないような店だからかも。

 上右  飲物はコーラ。

 左  ガラタ橋の北詰の停留所からカバタシュへ行き、地下ケーブルでタクシムへ。ホテルに行って荷物を受け取った。予定していた13時を30分ほど超過してしまった。
 
OZ552(イスタンブル→仁川)搭乗記
  荷物を受け取ったあと、タクシム広場の空港バス乗場へ。14時のバスに乗車。15時に空港着。

 すぐにアジアナのカウンターでチェックイン。ビジネスクラスは優先レーンが使えることを教えてもらい、待たずに保安検査場や出国審査場を通過できた。到着時にもあったのかもしれない。
 
 ターキッシュエアラインズのラウンジへ。ビジネスクラス用とスタアラゴールド用があり、ビジネスクラス用に入った。あとで調べると、両者に違いはないようだ。

 入場後、シャワーの利用を申し出たが、待たねばならず、搭乗時刻まで1時間少しなので、無理かなと思った。
 
 調理コーナーがあり、牛肉やキョフテなどを焼いていて、焼きたてを食べられる。
 
 ダイニングコーナーで食事。

 下左  調理コーナーで持ってもらった牛肉やキョフテ。

 下右  飲物はエフェスビール。さすがに国際線には、国内線ラウンジにはなかったアルコール飲料が置いてあった。
 
 
 デザートコーナーも充実していて、どれにしようか見ていたその時、シャワーの呼び出しブザーが鳴った。

 下左・下右  搭乗時刻まであと30分になり、大急ぎでシャワーを浴びた。ラウンジのシャワーで、ワードローブがあったのは初めてだったが、時間がなく使えなかった。それでも、夜行便に乗る前にシャワーを使うことができてよかった。
 
 
 
 上左  B777の搭乗機。

 上右  17時10分発のアシアナOZ552。

 左  ゲートに着くと、ほとんど待つことなく搭乗開始。

 ビジネスクラスは往路と同じスマーティウムとよがれるタイプ。
 
  自分の席。1人席だが、本当は窓側をとりたかった。空きがなく、通路側になった。

 下左  モニターとオットマン。足を入れる部分が日系に比べると狭いのが難だが、苦になるほどじゃない。それより、下部が荷物を入れられない構造になっている点が使いにくかった。

 下右  ウェルカムドリンク。オレンジジュースにした。
 
 
  出発から1時間ほど経過後に機内食サービス開始。

 最初の飲物はシャンパンにした。
 
 洋食2種類と韓食から選ぶのだが、韓食と最初から決めていた。

 前菜は、洋食とは別メニュー。ケーキのように見えるが、野菜できれいに作ってある。

 下左  こちらも野菜できれいに作ってある。

 下右  かぼちゃ粥だが、ほとんどスープ。
 
 
  韓食はビビンパブ。野菜類が色鮮やかに並べられている。

 下左  野菜類とご飯、コチュジャン、キムチを混ぜて、ビビンパブの出来上がり。

 下右  飲物は赤ワインに代えた。

 
 
 デザートの菓子は、洋食のものとは別の韓国風のものであった。

 下左  フルーツ。

 下右  コーヒー。
 
 
 
 上左  夕食のあと、座席をフルフラットにして、3時間ほど横になった。

 目が覚めると、ゴビ砂漠のあたり、

 上右  目覚ましの飲物としてトマトジュースを飲む。

 左  朝食も韓食。フルーツと菓子パンがまずでてきたが、これは洋食と同じようだった。
 
 鶏粥。水分の少ない、おじやのような感じ。
 
 コーヒーを飲み、まもなく仁川到着。




14日目へ  トルコのトップ  ユーラシア紀行のトップ  16日目へ