3 日 目  国 会 議 事 堂 な ど

 

国会議事堂
 前日買った朝食。

 この日は、国会議事堂の見学を予約してあり、その後、ウェストミンスター寺院などに行くつもりだ。
 地下鉄キングスクロス・セントパンクラス駅に行くと、券売機に長蛇の列ができていた。きっと、パリからのユーロスターでセントパンクラスに着いた客が並んでいるのだろう。
 ピカデリーラインでグリーンパークまで、ジュビリーラインに乗換えてウエストミンスター下車。

 ウェストミンスター駅はロンドンの地下鉄では珍しくホームドアが設置されていた。

 下   テムス川の橋の上から国会議事堂とビッグベン(時計台)を見る。
 
 
 ビッグベンの最上部。塔の上部は精巧にできていて、数多くの装飾がある。

 今回、国会議事堂の見学とともに、2023年から始ったばかりのビッグベンの見学もしたかったのだが、ロンドン滞在中、まったく空きがなく、見学を断念した。塔なので、人数の制限が厳しいのだろう。
 
 国会議事堂の見学者は、テムズ川の反対側のウェストミンスター寺院側にあるクロムウェル門から入場。10時の予約だったが、10分ほど前には入場できた。
 
 門を入るとクロムウェル像があった。クロムウェルはピューリタン革命でときの王を処刑した人物なので低評価だろうと思っていたので、国会議事堂に像が置かれていたのが意外であった。
 
 国会議事堂内から見たビッグベン。
 ウェストミンスターホール。ここから、ガイド機を使っての議事堂内を見学なのだが、日本語はなかった。ここから先は撮影禁止。

 写真で見たことがある対面式議場を見て、英国政治の現場がここなんだと、やってきてよかったと思った。

 写真では下院議場しか見たことがないので、上院議場も見られてよかった。上院議場も対面式。面白いのは、議員席のシートが下院は緑、上院は赤であること。
ウェストミンスター寺院
 正面からは入れず、写真の右手へ。

 入口付近に切符売場があるのかと思ったが、ネット予約が必要だった。

 URコードを読み込んでの予約。12時の予約になった。もっとも、12時少し前には入れたが。

 英国国教会の教会で、戴冠式など王室の行事が行われる。英国国王が英国国教会の首長である。
 早めに入れたと思っていたら、玄関から入るのに並ばねばならなかった。

 玄関の上部には、細かい彫刻があった。

 内部は撮影禁止だった。
 
 撮影可能だった中庭。

 教会の見学はすぐに終わることも多いが、ここは1時間30分ほどかかった。

 ガイド機には日本語があり、説明を聞きながら歩くと結構時間がかかる。

 

  
 ウェストミンスター寺院の敷地内にあるセントマーガレット教会。閉まっていて入れなかった。この2ヶ所と国会議事堂のあるウェストミンスター宮殿をあわせて1つの世界遺産となっている。
戦時内閣執務室
 国会議事堂やウェストミンスター寺院の北側のエリアは官庁街になっている。

 その一角の地下に、第2次大戦時のチャーチル内閣のさい、閣議などが行われた地下壕が残っている。あわせてチャーチル博物館もある。

 写真の真中のところから地下に下りる。

 
 
 閣議室。
 
 廊下には展示がある。右にかかっているのはチャーチルの肖像画。
 ドラム缶を使ったトイレ。
 
 チャーチル博物館では、彼の出生から死去までの展示をしていた。

 1時間少々滞在した。
ホースガーズなど
 ホースガーズ(騎馬隊)の本部。左側の通路から建物の向う側に抜けられる。抜けると人が集まっていて、衛兵交代があると知った。
 
 しばらく待ち、16時からの交代を見た。
 
 馬に乗ってじっとしているのは大変そうだ。
 ダウニング街10番地の首相官邸。鉄柵の向こうの右手の灰色の建物。
 
 この日は、朝から夕方までウェストミンスター地区をうろうろしただけだった。夕食は少し移動。
 
 乗換駅のグリーンパークで下車。どこで夕食をとろうかと歩いていたら、雨がパラパラしてきた。

 あわてて、近くの「ピンクライオン・ラグビークラブ」というパブに入店。店の外観の写真がうまくっとれていなくて省略。

 写真は店内。そこそこ混雑していて、まず席を確保。初パブだ。
 カウンターで注文し、飲物はすぐに受取り、料理はあとで運ばれる。料金はその場で先払い。

 パブはその後、何度も利用したが、仕組みは、多くのパブがこの仕組みだった。でも、違う店もあり、ややこしかった。
 
 ロンドン・プライドという銘柄のビールにした。

 料理は、フィッシュ&チップスを注文。ビールだけを席に持って帰り、料理はあとで運んでくれる。
 
 ロンドン・プライド。

 外を見ると、土砂降りになっている。
 
 「フィッシュ&チップス」が運ばれてきた。

 英国料理というとなかなか適当なものが思いつかないが、はっきりしているのは、一番代表的な英国料理は、フィッシュ&チップスであるということ。

 緑のペーストは、グリーピースで作ってある。

 食べ終わったころに、雨もやんで、店を出る。
 
地下鉄グリーンパーク駅の地上部に「M&S」があったので。ここで翌朝の朝食などを買って、宿に戻った。

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