13 日 目  イ ン ヴ ァ ネ ス へ

 

インヴァネスへ

 この日は、ネス湖の玄関口インヴァネスに移動する。

 7時すぎに朝食。写真は宿泊初日とほぼ同じなので省略。

 8時すぎに宿をチェックアウトし、駅へ。早めに行ったのだが、ホームの案内がなかなか出ず、待たされた。
 
 気動車がくるかと思っていたら、ディーゼル機関車のけん引する客車列車だった。外観は気動車と同じ色の塗装、デザインだが。
 
 客車の室内も気動車と似た感じで、注意しなければ気動車だと思うところだった。

 3時間20分ほどの乗車はこの旅では最長。遅れたために、3時間40分ほどの乗車だった。
 
 トイレは大きく、きれいだった。
 
 車内販売も回ってきた。

 下   車窓は、森林、草原、牧場がずっと続く。
 
 
 20分ほど遅れてインヴァネスに到着。
 
 駅名標。英語の下はゲール語。
 
 インヴァネスはスコットランド北部の中心都市だが、駅は小さく、英国のはずれまでやってきたという感じ。

 ロンドンからは直線で710qほどだが、鉄道では850qくらい走った。東京からでいえば、函館くらい。

 ロンドンからインヴァネスまで3本乗車した列車の乗車時間を合算するとダイヤ通りだと8時間10分(遅れて8時間50分かかったが)。

 新幹線がなかった時代、上野・青森は最速で8時間ほどだったから、それより150qほど長いことを考えると、日本の新幹線には及ばないが、昔の在来線特急より速い。
 数分で2泊する「ペンタホテル」へ。
 
 フロントはバーと兼ねていていた。
 
 まだ12時30分だったが、チェックインでき、部屋へ。部屋の掃除はしないそうだが、それでいい。
 
 部屋に入ると、バスローブが目に入った。本来の用途とは違うがナイトウェアとして利用。
 
 窓側から入口側を撮影。

 3時間ほど、休憩。

 翌日はネス湖へ行くのだが、自力で行くコースがつくれていなかったので、検討した。

 結局、ネス湖は自力での訪問はあきらめ、半日ツアーを利用することし、予約した。
インヴァネス散策と夕食
15時30分、街歩きに出かける。まず、タウンハウスへ。
 
 この建物の玄関の階段の両側に、オオカミの像が狛犬にように鎮座している。

 下   オオカミは外側を見ている。見張りをしているのだろうか。
 
 
 
 上   最上部。一番上に、何かわからないが動物か想像上の魔物の像があり、その両側にオオカミ像がある。

 左   最上部の動物か想像上の魔物の像。
 
 インヴァネス博物館&美術館。
 
 昔からこの地を象徴する動物がオオカミであった。
 
 バグパイプ。演奏中ではなく、単体として初めて見た。管がどうつながっているか初めてわかった。

 下   インヴァネス城。あちこち工事をしていて、入場できなかった。
 
 ネス湖の北端から流れ出る全長10kmのネス川。
 
 早めの夕食をとってから宿に戻る。「ジョニー・フォクスィーズ」に入店。
 店内。左にならぶ個室に案内された。

 パブ&レストランを名乗っているが、注文も支払いもテーブルでするそうだ。飲物だけでもテーブルでするみたいで、ビールのメニューもあった。ほとんどレストランといっていいが、うす暗い雰囲気などはパブっぽい。
 
 「テネンツ ラガー」。

 スコットランドのビール中でも一番飲まれている銘柄らしい。ロゴが"T"1文字でわかりやすい。
 
 
 パンとフィンガーボウルらしきものが先に運ばれてきた。容器の中は白湯だったが、スプーンがついていて、スープの雰囲気があるのでややこしい。
 野菜サラダ。パプリカとニンジンで彩りがいい。
 
 ムール貝。思っていたよりも量が多く、40個くらい入っていた。
 
 歩行者天国を通って宿に戻った。

 スーパーで飲物を買おうとしたら、カード払いは3£以上という表示を指さされ、退出。遠回りして、別の大きな店で購入。

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