18 日 目  リ ヴ ァ プ ー ル 街 歩 き

 

再びマシューストリート
 この日は、前日に続きリヴァプール市内の散策をするので、朝はゆっくりしよう。

 8時すぎに朝食会場へ。ロビーを通って行くが、なかなか感じがいい。外観は重厚だが、内部はスタイリッシュだ。
 
 朝食会場。
 
 朝食は、この旅の泊った宿での朝食とほぼ同じで、ちょっと飽きてきた。

 黒いのは大きなきのこ。しいたけに似ているが、何だろう。
 
 コーヒーとデザート。
 
 前日に続いて、もう一度マシューストリートへ。
 
 まず、ビートルズショップへ。入口は狭いが、地下のフロアをこの店だけで使用していて、かなり広かった。

 下   今回は、ビートルズのレコードを買ってきてほしいというリクエストを受けていたので、まずはレコード探し。

 前日にビートルズ・ストーリーでもレコード探しをしたのだが、この店のほうが種類が豊富なうえ、値段も気持ち程度だが安かったのでよかった。

 ビートルズの主な作品を網羅したレコード2枚組とアルバム1枚を選んだ。それに自分用に2枚組レコードと同じもののCD版を購入。下は自分用のCD版。
 
 
 
 店内はビートルズグッズが多数。
 つぎに、前日は入場できなかった「ビートルズ・ミュージアム」へ。

 下   2つのフロアがあり、1フロアはそれほど広くないのだが、日本語のガイド機で説明を聞きながら回ると1時間ほどっかった。

 前日見た、ビートルズ・ストーリーと比べると、重なる部分も多いのだが、メンバーの人間関係などの非公式な部分の話もでてきて面白かった。
 
 
 ビートルズの日本公演時の写真。

 世界ツアーは1963〜66年に行われ、日本へは66年にやってきた。

 日本や米国では熱狂的な歓迎を受けたが、香港ではチケットが売れ残っていたとか、面白いエピソードもあった。

 最初の世界ツアーでヨーロッパからオーストラリアまでの最初の2週間ほど、リンゴが病気で参加できず、代役がたてられ、そのときだけビートルズのメンバーだった人がいたとのことも知った。ビートルズから去ったあとも人気は出なかったということ。
 来日時の日本の雑誌。

 ビートルズ・ストーリーに比べて、裏の話題が多いのが、このミュージアムの特徴かな。
 
 マシューストリートは、前日とは大違いで閑散としていた。

 前日は大混雑だったパブ「キャバーン」へ。ビール1杯だけ、と思っていったのだが、まだ営業していなかった。

 いったん、宿に戻り、買ったレコードを部屋に置いて、10分ほど休んだだけですぐに再出発。
リヴァプール散歩
 「ワールド・ミュージアム・リヴァプール」へ。

 下左   世界各地のいろいろなものが展示されていて、日本の甲冑もあった。由来などは不明だった。

 下右   アフリカのベニン王国の木像。ベニン王国関係の展示物は多かった。

 
 
 
 
 古代エジプト関係も充実していて、ミイラやカノプス容器など多数あった。

 写真は石製のミイラ棺。木製のミイラ棺はよく見るが、石のものはあまり見ないような。
 ウォーカー美術館。

 
 少しだがフランス印象派の展示もあった。

 これは、エドガー・ドガの作。

 
 
 エドアール・ヴィラードの作。

 印象派より後の年代だけれども影響を受けている画風。
 
 ライムストリート駅の側面に沿って歩く。
 
 何の建物かはわからないが、昔ながらの重厚な建築。
 中華街の門。
 
 リヴァプール大聖堂に向かう。中華街とは反対方向に歩くのだが、この写真でわかるように。かなりの傾斜のある坂道を上っていく。
 リヴァプール大聖堂。

 坂を上る途中、なかなか見えなかったのだが、見えた瞬間、あまりに大きくてびっくりした。

 床面積では英国国教会の教会建築では最大だという。1904年に建造しはじめ、完成は1978年だったという。完成式にはエリザベス前女王も訪問したとのこと。
 
 
 
 上左   中に入ってもあまりに大きいので驚くばかり。

 上右   聖堂内に大きな売店があるのも珍しい。

 左   祭壇。
 
 上   前日、入館できなかった「ブリティッシュ・ミュージック・エクスピリエンス」へ。スリー・スレ―スィズの真中の小さめの建築。

 左   1950年ごろからの英国の音楽の歴史の展示がメイン。その中でも、ビートルズは抜きんでて扱われている。
 
 ホールでは、映像と音楽を合わせて展示。ただ、ビートルズ以外は何もわからないのに、出演者名などが表示されていないので、わかりにくい。
 
 前日は、客が多すぎて撮影できなかったビートルズ像。
 
 マージ―川の遊覧船に乗船。
 
 マージ―川の対岸の乗船場。

 背後に煙突がある。マージー川には地下道路トンネルがあるが、その排気口。

 下   マージ―川の両岸がよくわかるところに着席。
 
 
 マージー川の上から見たスリー・グレイスィズ。
 
 夕食はアルバートドックで食べることにした。

 ほとんどの飲食店は、ミュージアムと同じ建物に入居しているのだが、選んだ店は、独立した建物。

 ミュージアムと同じレンガ風の外観で、高い煙突があるパブ「ポンプハウス」。かつて「ポンプハウス」という港湾施設があって、それを復元したのだろう。でも、何をするポンプだったのだろうか。
 
 かなり人気がある店みたい。席は案内されるのではなく、自分で確保するようだったので、まず席をとり、なくなっても惜しくないものを席においてカウンターへ。
 
 カウンターへ。ビールと料理を注文してお金を払う。

 下左。下右   ビールは「アイス ブレーカー」。席へ持っていき、飲むとさっぱりした感じのビールだった。料理はあとで運んでくれるので席番号を伝える。
 
 
 
 ステーキ&エールパイ。
 
 パイの中にビーフシチューが入っている。グレイビーソースをかけたところ。

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