19 日 目 マ ン チ ェ ス タ ー
マンチェスター日帰り |
朝食後、ライムストリート駅へ。朝食は前日と似たものを選んだので、写真は省略。 この日はマンチェスターへ日帰りする。マンチェスターまで約50qで、35分。 列車の行先は東海岸のハルで、途中、旅の前半で訪問したリーズにも停車する。 運行会社はトランスペニンエクスプレスで、ヨークからリーズを日帰りしたときと同じだ。 |
上 乗車した列車。 左 車内。 |
紙が差し込んである席が多数。予約されている席のようだ。紙の入ってない席に着席。 |
利用時間などの制限なしの往復切符の往路分。往復で18.7£(約3700円)で、日本のJRよりもかなり高い。ただ、日本のように特急券は不要で、乗車列車は特急にあたる列車。 下 マンチェスター・ヴィクトリア駅に到着。 |
駅を出るために跨線橋を渡るとき、列車駅と隣接している路面電車の停留所を合わせて、ドームで覆っていることがわかった。なかなか珍しい。 下 駅を出る。左が鉄道駅、右が路面電車の停留所。 |
かつてのヴィクトリア駅の玄関のようだが、今は使われていない。 |
駅から一番近い訪問予定地はフットボール博物館なのだが、まだ開館時間前だったので、先にマンチェスター大聖堂に向かう。 大聖堂に向かう途中、駅が見えて、ホームの上に建物がある。マンチェスター・アリーナで、英国最大の室内競技場で、コンサートなどにも使われているということだ。 |
マンチェスター大聖堂。 |
内部。 |
祭壇。 写真展示コーナーで、エリザベス前女王が近年訪問していたことなどを知った。 |
フットボール博物館。飛行機の尾翼のような形をしている。 昔は無料だったようだが、いまは有料になっている。しかも、ネット予約必須。そのため、窓口でネット予約する代わりに、係員に名前、メールアドレスなどを聞かれ、伝える。メールアドレスを1文字ずつ伝えるのはなかなか面倒くさい。支払いはネットではなく、窓口でできた。その後、メールアドレスあてに予約メールが送られるということだが、窓口で予約した場合は見せなくてもよいとのことで、すぐ入れた。 |
イングランドのフットボールミュージアムということで、国際試合の記録などはイングランドチームのもので、スコットランドは外国扱い。 歴史順にイングランドチームの国際大会での戦績や写真、ユニフォームなどが展示されている。 |
ボールやシューズなどの変遷なども面白かった。 |
上の階への移動は斜行エレベータが使われていた。屋内での斜行エレベータは珍しい。建物が尾翼型をしている理由もわかった。 |
上階には子供向けのゲームコーナーなどがあったが、あまり興味がなかった。1時間ほどで退出。 |
フットボール博物館そばの路面電車停留所へ。 |
1日券が1回券を2回買うより安いので、1日券を購入。 |
乗車した路面電車。 |
車内。 |
メディアシティUKで下車。目的地は運河を隔てた帝国戦争博物館。 下 博物館に向かう途中、メディアシティUKの中を歩いた。 BBCは拠点をロンドンからここに移転し、それに伴い関連企業もここに移転してきたようだ。日本でいえばNHKの放送センターが東京・代々木から移ってきたようなものだ。 |
博物館に到着。展示は第1次大戦から現在、派兵されている戦争まで。 下 頭上にあったのは、川崎製のバイク。第2次大戦時に、ビルマ戦線で使われたという。デザイン的にみて、もっとあとのバイクのように見えるが、まあいいか。 |
特別展として、ホロコーストの帰還者の写真展をしていた。 |
メディアシティUKから路面電車で都心へ戻るが、行きに乗車した停留所の少し手前の停留所で下車。 下 科学・産業博物館へ。ここは、1980年ごろまで綿紡績工場や原料を工場に運び込む駅として使われていたところを利用した博物館。 |
工場内のようすを再現。 |
マンチェスターの工業の中心が綿工業から発電機などの機械工業へ、そして航空機工業や電子工業へと変遷していることも説明されている。 |
ピープルズ・ヒストリー・ミュージアム。 |
ゼネスト、その取り締まりの展示。 下 労働党への投票をよびかけるポスター。 200年前、産業革命の余波で、労働者や一般庶民が苦しい生活を余儀なくされたこと、その反発の運動は弾圧されたが、やがて運動の中から生まれた労働党が二大政党の1つになったことがわかる博物館だ。 ただ、労働党が政権をとってすすめた政策で、高度の社会保障制度や鉄道の国有化は赤字を生み出し、国鉄は再び民営化された。このあたりはどう考えたらいいのだろうか。 |
短区間だが路面電車に乗って駅に戻った。 駅に戻る前、マンチェスターでもう1ヶ所、マンチェスター博物館も行こうかと思っていたし、時間もあったのだが、路面電車では行けず、歩かねばならないので、もういいかなって思い、とりやめた。 |
駅に戻ると14時34分。リヴァプール行きは、14時24分発の列車が、遅れていて、14時37分になるようだ。ホームへと向かった。 |
遅れてやってきたリヴァプール行きに乗車。 下 予約席の表示は、電光式で、予約のない席に着席。 |
リヴァプールに戻り、歩行者天国のエリアを歩く。歩行者天国では、これといった店を見つけられなかったが、エリアを抜け出たあたりの「ハノーヴァー・ストリート・ソーシャル」に入店。 |
店内。 |
ビールは「ヴィクトリア・マラガ」。 |
カラマリ(イカ)のフライ。 |
シーバスのフィレット。 |
再び歩行者天国を歩いて宿に戻る。ここの歩行者天国は、1本の道路だけじゃなく、一定の範囲のエリアの全体が歩行者天国だということ。珍しいと思う。 |