22 日 目  オ ッ ク ス フ ォ ー ド

 

ブレナム宮殿
 朝食。

 この日はオックスフォードに行くので大急ぎで食べる。
 
 コーヒーとデザート。
 
 朝食会場。
 
 パディントン駅へ。

 8時22分発のオックスフォード行きに乗車。

 途中1駅だけの停車。ス―パーオフピークとオフピークの切符は使えない。制限なしの切符を買ってあるので大丈夫。

 運行会社はGWR(グレート・ウェスタン鉄道)。
 
 乗車したオックスフォード行き。
 
 車内。
 時間制限なしのオックスsフォード日帰り切符の往路。
 
 オックスフォード着。
 
 オックスフォードの駅舎。
 
 駅前にはOX(雄牛)の像がある。
 
 カレッジめぐりは午後に回し、まず郊外にあるブレナム宮殿に向かう。バスターミナルをめざして歩いた。

 
 
 バスターミナルにやってきたが、ブレナムに向かうバス乗場がみつからない。切符売場で聞くと、ターミナル横の道路からの乗車だった。

 ここで10分ほどバスを待った。15分に1便あって、便利だ。 
 
 乗車したバス。バス待ちの間に、クレカのタッチ決済で乗れることがわかったので、タッチで乗車。ただし、下車する停留所をドライバーに告げて、運賃をいわれてからのタッチ。
 
 2階の最前列に座る。ブレナム宮殿までは約10q、30分ほど。

 下   バスを下りると、ブレナム宮殿に入る門があった。
 
 
 上   門から宮殿まで500mほど歩く。途中に入場券売場がある。

 左   玄関から宮殿に入ったところ。

 ブレナム宮殿は18世紀初めにアン女王からチャーチル家に与えられた城で、ウィンストン・チャーチルもここで生まれた。世界遺産になっている。
 
 ウィンストン・チャーチルの生まれた部屋。
 
 緑の部屋。
 
 赤の部屋。
 
 ウィンストン・チャーチルの展示室。

 下   宮殿のそばには湖がある。遊歩道もあるが時間がないのでパス。
 
 
 バス停に戻り、オックスフォードの中心部へ向かう。
カレッジめぐり
 オックスフォードの街の中心に戻ってきた。

 
 
 まずは、バス停に近いベイリオル・カレッジへ。

 カレッジとは、日本では総合大学universityに対して単科大学collegeという使い方をするが、オックスフォードの場合はuniversityの中の学寮をさしている。ややこしいのは単なる寄宿舎ではなく、学問の場でもあり、週1回の個人指導があることが多いようだ。しかも、学問の場としては、学部departmentもあるので、学部ではない。教員はカレッジと学部の両方に所属するのだという。このようなカレッジ制度は英国以外の国ではみられないし、英国でもほかにはケンブリッジ大学だけで見られる制度のようだ。

 

 
 
 3£払って入場。中庭。

 オックスフォードには39のカレッジがあるが、そのうちでベイオリルは13世紀にできたとされ、最古のカレッジのひとつで、特に政治家を輩出してきたということ。

 
 
 見学できた教室。
 
 コモン・ルームへ向かう。

 カレッジでの共同生活の中心の場になる。

 ジュニア・コモン・ルーム。学部生の食事、社交の場。

 ミドル、シニアのコモン・ルームもあり、それぞれ大学院生、教員の食事、社交の場だという。
 
 ジュニア・コモン・ルームで2階にホールがある。
 
 ジュニア・コモン・ルームのホール。

 週に1度、教員を交えての食事があるという。
 
 ベイリオルの隣にあるトリニティ・カレッジ。
 
 ここは入場料がキャッシュオンリーで、入場取りやめ。
 
 ため息橋。

 ヴェネツィアの「ため息橋」に似ている。ヴェネツィアの場合は、ここを通る罪人が二度と外を見られないとため息をしたところからなづけられたらしいが、ここはどうなのだろうか。
 
 つぎに、ニュー・カレッジへ。ニュー・カレッジといっても14世紀の創設。
 
 中庭を取り囲むように回廊があり、コモン・ホールなどに行けるように配置されていたが、建物内には入れなかった。

 創設当初は、カレッジと修道院の違いが意識されていなかったのかもしれない。
 
 クイーンズ・カレッジ。外から庭を見る。
 
 観光客は入場不可。志願者と卒業生は歓迎。
 
 モードリン・カレッジ。

 カレッジ群の中で東端に位置する。
 
 礼拝堂。
 
 コモン・ホール。

 下   学部生の寮であるニュー・ビルディング。
 
 
 マートン・カレッジ。

 カレッジ群の中で3番目に古い。今上陛下の留学先はここであった。
 
 コモン・ホールは見学できなかった。
 
 礼拝堂。
 
 リンカーン・カレッジ。

 
 
 ここは入場時間をすぎていたので入れなかった。
 
 聖メアリー教会。
 
 内部。
 
 クライスト・チャーチ。

 チャーチであるが、ここもカレッジ。しかもカレッジ中のカレッジと呼ばれる。でも入場できなかった。
 
 見学は17時までで、それはわかっていたが、ほかは閉鎖の30分前まで入場できるので、そのつもりでいた。でも、ここは閉鎖の1時間前までの入場で、入れなかった。
 
 早めの夕食を食べてからロンドンに戻ることにした。歩き回ったすえ、タイ料理店「ローザ・タイ」に入店。
 
 店内。
 
 飲物はチャーンビール。
 
 サマーロール。

 サマーロールって何だろうって思って注文したら、ベトナムのスプリングロールだった。
 
 パッタイ。
 
 食後は駅へ向かい、ロンドンに帰る。

 オックスフォードは街と大学が一体になったところだった。街全体がキャンパスという感じ。まだ夏休み中のようでカレッジ内が閑散としていたのが残念だった。
 
 乗車した列車。

 パディントン、そして宿に戻った。

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