8日目  西 安 その4

 

  この日は、西安最終日で、西郊外を見て回った。

  途中、トラックが横転して道がふさがれている場面があった。

 

 

 

 

 

 

 

  今度は、道一杯に市場が開かれている場面に遭遇。こんなところ、どうやってバスが進んだのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

  最初に訪問したのが、玄宗に寵愛された楊貴妃の墓。

  玄宗の晩年は、国が混乱したが、楊氏一族に政治をまかせ、彼らが権力をもったのが原因。

  やがて安禄山の乱がこり、玄宗一行は西に逃げたが、その途中、楊氏に対する反乱がおこり、楊貴妃は自ら命をたった。

  入場券は、ビニール製で、裏に書いてある文字が透けて見えている。

 

 

 

 

 

  次に乾陵へ。唐の3代皇帝、高宗と、中国で唯一の女帝、則天武后の合葬墓。

  とても大きい。入口から、一番奥まで20分くらい歩いた。その途中、首なしの像などいろいろなものがある。

  参道には石像がたくさんあって、翼のある馬であるペガサスなどシルクロードを通って、中国に伝わったと思われるものなどがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  乾陵の近くにある。永秦公主は、則天武后の孫娘だが、則天武后によって殺された。墓の壁画の保存状態が良い。墓は乾陵博物館と同じ敷地内にある。

 

 

  次に、前漢の武帝の墓。上まで上らなかったが、上がっても特に何もなかったと聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  茂陵のすぐ近くにある、前漢の武将、霍去病の墓。墓は茂陵博物館となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  最後に、咸陽博物館へ。明代に建てられた建物のなかに、秦、漢の文物を中心に展示していた。

  移動にとても時間のかかる1日だった。これで西安は終わりなのだが、西郊外の法門寺はじめ行けなかったところがあり、再び訪れてみたいものだ。

 

 

 

 

 

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