2 日 目  ク ラ ビ 近 郊

 

クロントム温泉
  今回のホテルは朝食がついていないので、昨夜ナイトマーケットで買って冷やしておいたカオニャオマムアンと焼餅風のカオニャオで朝食とした。
 9時に1日ツアーのバンがやってくるのだが、それまで特にすることがない。1人で行動するなら8時には出発して、どこかに行っているのだろうが、ちょっと時間の無駄がある。1日ツアーでは、クラビ郊外の名勝であるクロントム温泉、エメラルドプール、タイガーケーブテンプルをめぐるもの。

 ホテルにやってきたときにはバンは満席で、ガイドが空席を作ってくれた。日本人はほかには乗っておらず、タイ人とシンガポール人が3〜4グループ12、3人。
 10時30分にクロントム温泉に到着。温泉は入口から歩いて7、8分ほどかかる。途中、足湯の施設が建設中であった。前を歩き客が間違えて、工事現場に入っていったので、自分もつられて、こちらが温泉かと思って入ってしまった。
 温泉に到着。急流の川に温水が流れていて、湯船はなく、川そのものが露天風呂である。

 こちらは一番上流の部分。日本の風呂と同じくらいの水温で温泉に入っているという気分になる。ホテルから水着を着てやってきたので、そのままドボン。ただし、荷物の盗難と水没に気をつけていなければならないので、落ち着かない。とはいえいい湯であった。

 
 こちらは少し下に行ったところ。このあたりまでくると、水温が少し低くなっていて、ぬるく感じる。荷物が心配なので、一瞬浸かっただけだった。日本の温泉と同じような気分に浸るには一番上の部分で入浴するのがよいと思った。
 もっとも下の部分。ここまで行くとかなり水温が低くなっているのだろう。ここで温泉の滝は川に合流している。

 11時20分に出発なので、温泉入浴は30分ほどだった。身体はポカポカしたのはいいのだが、駐車場まで戻る道が暑かったこと。
エメラルドプール
 クロントム温泉から15分でエメラルドプールの入口に到着。入口からは森林浴しながら1km歩くと、エメラルドプールと呼ばれる池に到着する。11時40分に移動開始。
 
 森の中の平坦な道を20分歩くとエメラルドプールに到着した。深さは1mくらいで、きれいな水だ。

 駐車場には13時30分に戻ればいい。1時間強の時間があるので、ここで遊ぶ前に、さらに奥にあるブループールに行っておくことにした。
 
 エメラルドプールの周囲の部分は苔むしていて、とてもすべりやすくなっている。あとで池に入るときには気をつけなくっちゃ。すべりかけている人を何人も目撃した。
 
 画像左手の木道を歩いてブループールに向かった。木道はやがてコンクリートの遊歩道になりとても歩きやすかった。ただ、ブループールの手前だけはぬかるみの中を歩かねばならず、歩きにくかった。
 
 20分ほど歩いて、ブループールに到着。水の色がずいぶん違うものだ。こちらは、池の大きさはエメラルドプールよりはずいぶん小さいが、真ん中がすり鉢状になっていて危険なので遊泳禁止。

 再びエメラルドプールに戻ると12時30分。13時まで遊ぼうと、水の中にドボン。水着を着てきているので、平気だ。ただ、荷物の盗難と水没があってはならないので、荷物に目が届く、プールの端のほうで遊んだ。水温も適温でなかなかよかった。
 13時に池を出て、駐車場に向った。途中、ビジターセンターがあり、時間があったので、立ち寄ったっがまったく見る価値なしって感じだった。

 13時30分に駐車場に戻ると、大部分のツアーメイトはすでに駐車場に面した食堂で食事中だった。自分はまだ帰ってきていなかったシンガポール人グループの一部と相席になった。

 バンの中で中国語で賑やかにしていたので、中国人か台湾人あるいは中華系のマレーシア人と思っていたが、出身を聞いてシンガポール人だとわかった。
 
 シンガポールでは海外旅行熱は高く、一番の人気の行先はマレーシア、ついでタイらしい。相席の女性も、マレーシアとタイは何度となく行っているそうだ。日本も3回きているということだ。

 クラビでは日本人はまったく見かけなかったのだが、どうやらアジア系外国人がメインの客層になっている印象を受けた。またバンでは一緒にならなかったが、欧米系の外国人もある程度はきているようだが、プーケットほどではないと思った。14時にバンに乗車し、次の目的地に向かった。
タイガーケーブテンプル
 
 上左  14時50分にタイガーケーブテンプル着。バンを下りて目の前でおこっていた衝撃。悪猿が木の上からみかんのような果物を地上に落としている。落ちてくる果物に危うく当たりそうになった。

 上右  悪猿。

 左  1237段の階段を上ると黄金の仏像があるらしい。16時30分出発ということで、1時間20分かけて往復すればいいので楽勝かと思っていたのだが、、、
ツアーメイトのタイ人、シンガポール人らはみな本堂などに向い、階段は挑戦しないようだ。
 
 
  上左  ところどころで下界を見て休んでいたが、やがて足がすすまなくなってきた。何せ、階段の段差がとてつもなく高いところがあちこちにあるのだ。

  上右  段差があるわりに、足を載せる部分が狭い階段の中には、新しい階段に切替えられていたところもあった。

 左  階段には下からの段数が表示されていて、あとどれだけ上らねばならないかがわかる。

 下から40分かけて上がってきたが、985段まであきらめた。まだ4分の1ほど残っている。でも、あと残り時間40分だ。残り4分の1を上がり、頂上では写真などをとり、さらに下まで下りるってのはどうみても無理っぽい。規定の時間に戻らねば、ほかのツアーメイトは階段上りはしていないので、自分を待つことになる。それで、上るのをあきらめ、下山することにした。

 本堂も見る時間がなかった。トラがいたとかいう洞窟も下界にあるのだが、見る時間はなし。個人できていたのなら、上まで上り、洞窟なども見ていたのだが、やむを得ない。

 16時20分に下まで降り、売店で飲物を買って一気に飲んで、少し休憩。バンに戻ると、みなさんすでに帰って、車の中で待っていた。16時30分に寺を出発。
ウィークエンドマーケット
  17時前にホテルに帰着。しばらく休憩し、18時に再度、出かける。この日は金土日だけ営業しているウィークエンドマーケットを見学し、そのまま食事をしてしまう計画だ。

 前日だが、原始人信号の少し南でソンテウを下車したさい、東西の通りで屋台がでていたところがあり、ウィークエンドマーケットの一部のようなので、そこから見学をスタート。ホテルから10分ほどで到着。
 しばらく歩くと、大きな広場に到着。広場全体に屋台が出ている。手前は衣料品や日用品。はるかかなたに食べ物屋台があるようだ。

 前日に行ったナイトマーケットはあまり活気がなく、小規模だったが、ウィークエンドマーケットのほうは熱気にあふれ、大規模だ。観光客はアオナン・ビーチなどに泊まる場合が多く、クラビ・タウンまで距離もあるので、観光客もある程度はいるが多くなない。地元客向けのマーケットを見ることができる。
 
 前日のシーフードがうまかったので、屋台食もシーフード中心に攻めることにしよう。まずは、エビ。ゆでエビとから揚げがあったが、から揚げにした。100バーツ。
 
 ゆでガニなどにも食指が動いたが、少し高いので、シーフードサラダにした。50バーツ。
 
 卵とともにイカを炒めている屋台があった。どんなものだろうかと1つ注文。50バーツ。
 
 広場の中央にはテーブルがでていて、食事ができる。空席を探して、食事場とした。ステージもあり、何だかわからないが、ショーをやっていた。

 下左  ビールはホテルの近くで買って持ち込み。シンハビールは38バーツ。

 下右  エビのから揚げ。
 
 
 上左  シーフードサラダ。

 上右  卵とイカをとじたもの。

 左  少し食べたらなかったので、パッタイも食べることにした。30バーツ。

 上左  コンビニで買ったチャーンビール。34バーツ。ホテルで飲むつもりだったが、急きょ、食事用になった。

 上右  パッタイ。
 
 
 左  翌日の朝食用のカオニャオマムアンを買っておいた。60バーツ。

 下左  氷入りオレンジジュース。30バーツ。

 下右  ホテルに帰ってから飲んだ。カオニャオマムアンを除き、ビールを入れた代金は294バーツ(約1000円弱)で、前日のシーフード店の半額で満腹になれた。ウィークエンドマーケットで満足し、1日を終えることができた。
 

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