1 日 目 台 南 へ
1年半ぶりに台南へ |
![]() ピーチのチェックインは2時間前からということになっている。しかし関西空港第2ターミナルはピーチ専用ターミナルなので、常時チェックイン可能かと思い、2時間半ほど前に着いた。ところが、チェックイン機は休止中。きっちり2時間前まではチェックインしないようだ。しばらく、そばの書店で時間つぶしをしていたら、出発2時間10分ほど前にチェックイン可能になった。それで、急いでチェックイン。いつもと同じく、レシートのような搭乗券が発券された。 |
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![]() 朝食はほとんど食べずに自宅をでてきているので、ここで朝食。朝ビールがうまい。ビールの銘柄はスーパードライ。 |
![]() ゲート前は、海外旅行に行くという期待感をあまり感じさせないのが、ピーチを利用していつも思うことだ。華やかさがなく、シーンとしている感じだ。だから、ゲート前での滞在時間はなるべく短くしようとしている。 やがて搭乗。ピーチの関西空港での搭乗は、窓側の客とその連れの客がまず案内されて、それ以外の客がそのあとになる。通路側の席をとっていたので、あとの搭乗となった。 今回は真ん中あたりの席。これでも予約時に確保できた一番前の席だ。プレジャーシートと呼ばれるシートで予約料金は440円。 |
![]() 機内食の販売があり、ほとんど買っている人はいないが、いろいろ試してみたくて、搭乗するたびに購入している。今回は、フライドチキンチーズカレーとスーパードライ。 機内食を選ぶときに気づいたのだが、メニューが機内販売のチケット類(空港から都心部への交通機関などのチケット)と合冊になっていた。 |
![]() 入国審査場に向うと、いつもは空いているブースがそれぞれ3、40人並んでいる。大陸からの便が何便か着いたためのようだ。小港空港でこれだけ入国待ちの行列は初めて見た。3、40分かかりそうだ。 こんなときに威力を発揮するのが「常客証」。「常客証」向けのブースには行列がなく、待ち時間ゼロで入国できた。「常客証」は桃園では役に立つが、高雄や松山では使うことがないかもと思っていたが、そうでもないようだ。 |
![]() 2、3人並んでいて、少々かかりそうだなと思ったころ、隣のブースから手招きされ、隣のブースで3日用のを買った。購入後に、使えるように設定してもらっているときに、買ったのは台湾大哥大だったことを知った。値段は同じだ。 |
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![]() 上右 対号列車(指定席列車)券売機で切符を購入。1分後に自強号があったのだが、発車直前ということで、発券されなかった。それで25分後の莒光号となった。 左 出発時刻が近づき、長い跨線橋を歩いてホームへ。この長い跨線橋も高架化とともになくなるはずだ。 |
![]() 下左 車内は空いていて、隣席は誰もこないので楽だ。莒光号も自強号より少し遅いだけで、乗り心地には差はない。 下右 途中、岡山に停車しただけで、39分で台南に到着。台南站のホームに降りると、なんだか懐かしの地に戻ってきたような感覚になった。 |
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小北成功夜市へ |
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![]() ビルの右下の赤い看板の部分に「鐡道HOTEL」と書いてあって、そこが鐡道大飯店の入口になっている。 |
![]() 写真の右端の真ん中付近に火車站とあるのが、駅前のバス停だ。小北成功夜市の最寄りは上端の真ん中付近にある西門路四段だが、そのひとつ手前の小北商場で下車しようと思う。小北商場とは、約10年前に訪れた小北観光夜市のことだと思われるので、こちらの夜市もちょっと覗いてみたいからだ。 以前は、小北という名が共通なので、小北成功夜市と小北観光夜市が同じだと思っていたのだが、ネットの観光情報を調べていて、別の夜市だとわかってきた。 小北商場を通るのは、7、11、21なのだが、7は遠回りして民生緑園などを通っていくので、11か21を使うことにした。夜市を楽しんだあとは、7で街の中心にでようということも決めた。 |
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![]() フロントで手続き。前回は駅舎が見える部屋をリクエストしたのだが、今回は特に何も言わなかった。 下左 2階の外が見えない部屋になり、広さは前回の半分以下になったのだが、きれいで設備は新しい。 下右 前回は朝食なしだったのだが、いつのまにか朝食つきになったようで、朝食券がついていた。 朝食は粥などを食べに行きたかったので、放棄するつもりだったのでが、この朝食券なら利用できるなと思った。セブンイレブンで60元分使える券が2枚と、コーヒーの無料券が2枚だ。台湾や中国では、1人でも部屋が2人部屋であれば、朝食券は2枚つくことがときどきあるが、このホテルも2枚贈呈パターンだ。 翌朝は、朝食は粥店に行き、そのあとコーヒーは2杯飲んで、コンビニで120元分のお菓子や飲物を買うことにしよう。 |
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![]() 下左 15分ほどで小北商場に到着。ここが小北観光夜市だ。10年ほど前にやってきたときよりも、格段にきれいになっている。 下右 台南の夜市は屋根のない広場で開かれ、開催の曜日が夜市ごとに決まっているが、小北観光夜市だけは屋根の下にあり、毎日開かれていて、ほかの夜市とは違っている。まだ、早い時間帯だったこともあるが、人は少ない。以前来た時もそうだったが。この日は、ここで食事をするつもりはない。久しぶりに様子を見に来ただけだ。 |
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![]() 上右 まだ人は多くなく、準備中の屋台も多かった。台南の夜市のうちとくに大規模なものが花園、大東、武聖、小北成功の4つだが、これで4つとも制覇できた。台南には小さめの夜市もたくさんあり、今後は小さな夜市も訪問していきたい。 左 肉丸蘇という、透明な生地に包まれた肉まんのようなものが揚げられていた。焼くのでなく、揚げているのが意外だ。美味しそうなので、食べていくことにした。 |
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![]() 上右 できあがった肉丸蘇。何種類かあったが、干貝香俣丸。干貝は貝柱、香魔ヘしいたけのことのようだ。何種類かあるメニューの中でこれが一番高い60元だった。 左 ゲームコーナーにて。麻雀牌を使うゲームだが、そんなルールなのかよくわからなかった。 |
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![]() 上右 いったん夜市をでて、道路を隔ててあるコンビニに行ってビールを買ってきた。そのあとで臭豆腐を注文。 左 揚げた臭豆腐はまったく臭わない。つけあわせにキャベツの漬物が載せられる。この漬物は美味しいのだが、とても冷たい。これが熱い臭豆腐に載せられているため、臭豆腐がすぐに冷たくなるのが残念な点だ。 |
鱔魚意麺と蝦仁飯 |
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![]() バス停には、各系統のバスがあと何分で到着するかを表示する機械があった。 上右 7番のバスに乗車。「阿江炒鱔魚」に向うため、西門路三段口で下車。民族路を西へ進む。 左 海安路を少しこえたあたりに「阿江炒鱔魚」の店があった。時代を半世紀くらいさかのぼった感じの店構えだ。座席は歩道上に多いが、店内にも少しある。店内の座席と調理場は30cmほどの段差をあがったところにあって、離れてみると、なんだか演劇の一場面を見ているような印象がある。 |
![]() 鱔魚は、タウナギのこと。うなぎに似た細長い魚で淡水魚だ。鱔魚は、以前、中国の紹興で食べたことがある。このときも、麺類で、黄鱔牛肉麺(タウナギ牛肉麺)を食べたのだが、骨つきで食べにくかった。そのときの記録は、こちら(リンク先のページの中ほど)。 下左 調理前のタウナギ。見た目、グロテスクで、ちょっと引いてしまいそうだ。 下右 意麺。揚げ麺である。調理のときに茹でてもどして利用する。インスタントラーメンの原型と言われる。 日本のインスタントラーメンの元祖であるチキンラーメンの発案者で、日清食品の創始者である安藤百福さんは、台南出身で日本に帰化した人で、意麺をもとにチキンラーメンを考えたと伝えられている。 |
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![]() 鱔魚はとても柔らかい。骨はしっかりとられていて、クセもなく食べやすい。意麺は、つるつるした麺じゃなく、ちょっとインスタントラーメン風のゴワゴワ感のある麺だ。美味しかった。 |
![]() 下左 「集成蝦仁飯」にやってきた。ここで、蝦仁飯=えびご飯をいただくのが目的だ。蝦仁飯といえば、海安路をはさんで、斜め向いあたりに「矮仔成蝦仁飯」があり、こちらは今までに2度、食べに入っているので、今回は「集成蝦仁飯」を選んだ。 下右 歩道上にテーブルが出ている。店内より歩道上のほうに席が多い。自分も歩道上の席についた。 |
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![]() 上右 味噌湯。本当は、以前、「矮仔成蝦仁飯」で試している蛤仔湯にしたかったが、売り切れのためやむを得ない。薄い味噌汁だが、比較的大きな小魚が入っていた。 左 食後はバスが通ってそうなところまで戻る。途中、海安路と中正路の交差点に大きなサンタクロースが建てられてて注目を集めていた。 |
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