5  ア ン タ ル ヤ

 

 

アンタルヤへ移動
 この日はアンタルヤに移動する。イスタンブル空港発12時の便に搭乗する。

 7時から朝食(写真は省略)をとり、8時前にホテルを出た。8時の空港バスに乗ろうと思っていたが、出発したところで8時20分のバスに乗車。空港には9時30分ごろに到着した。
 
 
 上左  バスを降りた同じ階でチェックインできるのは便利だ。国内線のカウンターは端のほうにあり、かなり歩いた。

 上右  チェックイン後、保安検査を受けて国内線エリアへ。このあと、右手に搭乗口が並ぶが先端までは相当遠い。

 左  ターキッシュエアラインの国内線ラウンジは国内線エリアの先端にあるので、かなり歩いた。入室の際、搭乗はインサイドだと言われた。国内線ではラウンジから飛行機までバスで送られると聞いていたので、そのことかとわかった。
 
 
  上左  シミット(ごまつきのドーナツ型のパン)を使ったチーズとトマトのサンドイッチ。シミットはトルコではどこに行ってもみかけるパンだ。

 上右  チャイ。チャイを入れる機械には2つの注ぎ口があって、一方が濃厚なチャイ。一方が白湯。薄めて飲むようだ。

 左  ラウンジの一角にバス乗り場につながる出口があり、ここからバスに乗るようだ。
 
  上左  アンタルヤ行きのことがアナウンスされたので、バス乗り場に向かった。ゲートがいくつか並び、便ごとに分かれている。搭乗券とパスポートを見せてバスに乗る。

 上右  飛行機までのバス。十数人が乗った。

 左  搭乗したアンタルヤ行き。ボーディングブリッジの固定部分の先端につながる階段を上がった。
 
 機内に入ると、ほぼ搭乗が終わっていた。棚に荷物を入れる際、席とは別の棚に入れなければならなっかったのが、難。

 下左  やがて離陸。すぐにボスポラス海峡が見えた。ほとんど川といった感じ。

 下右  アジア側に空港が見えた。サブハ・ギョクテン空港だろう。
 
 
  水平飛行に入るとすぐに軽食が配られた。チーズとトマトのサンドイッチで、先ほどラウンジでいただいたばかりだ。シミットと普通のパンの違いはあるが。トルコでは一番一般的なサンドイッチなのだろう。飲物はアイスコーヒー。
 
 13時すぎアンタルヤに到着。タラップで下りてバスでターミナルに向かう。

 下左  ターミナルの国内線部分。ここから国際線の前にある路面電車の駅に向かう。

 下右  300mほど歩いてアントライとも呼ばれる路面電車の駅へ。ちょうど電車が止まっていたので、急いだ。
 
 
 
 上左  駅へ急いで上がると、アンタルヤカードの券売機があり購入。カードでないと乗れないようだ。

 上右  アンタルヤカード。

 左  何とか間に合ってよかった。都心部では頻発だが、空港まで乗り入れているのは30分ごとのようで、助かった。
 車内。

 都心部のイスメット・パシャまで乗車。40分ほどで到着。
 
 2泊したスカイ・カメールホテルは、路面電車を下車してから500mほど歩いた。

 16年前に泊まったゲストハウスは旧市街にあったが、今回は旧市街から少し離れたところだ。
 
 奥行きはあるのだが、幅が狭くて、ベッドのあるところは歩くのがぎりぎりで、窓側に広いスペースがあった。

 荷物を置いてすぐにしたのは、熱帯用の服装への着替え。半そで半ズボンサンダルになった。イスタンブルはかなり涼しかったが、アンタルヤは暑くて。北海道と沖縄くらいの差がある。
 
 上左  窓側から入口側を見る、

 上右  トイレとシャワーはごく普通。

 左  窓からは海が少し見える。駐車場の向こうに道路があり、その向こうが港を見下ろす公園。
 
 アンタルヤ市内の観光はこの日だけなので、着替え後、すぐに出発。15時ごろ。

 窓から見えた駐車場の横の坂道を下り、路面電車の通る大通りを渡り、公園へ。

 港がよく見える。港やその上に広がる旧市街にはあとで訪問した。
 
 大通りには路面電車が博物館まで走っている。この路面電車は、ノスタルジック・トラムヴァイと呼ばれ、レトロな車両で運転されている。イスタンブルでも、新しい車両の路面電車と観光用のレトロな路面電車があったが、アンタルヤも同じ。30分ごとの運行なので、博物館への行きは2km歩いて、帰りに乗ってみる。

 歩いている途中にアタチュルク公園があり、入ってみた.。海がよく見えた。
 
 路面電車の停留所の前にアンタルヤ考古学博物館があった。

 近くの遺跡の出土品が中心.

 下左  三女神像。2世紀、ペルゲ出土。

 下右  ヘラクレス像。こちらも2世紀、ペルゲ出土。

 
 
 
 展示室のひとつ。

 彫像が中心で、みごたえがあった。工芸品や土器などよりも自分好みだ。照明も1つ1つにあてられて見やすかった。1時間少々かけて見て回った。
 
 博物館を出て、帰りの路面電車がまだやってこなかったので、海岸を見おろす崖の上に出た。
 
 路面電車に乗車。
 
 車内。

 終点のゼルダルリッキまで乗車。全線乗って15分ほど。
 
 下車したところには車庫もあった。

 下左  すぐに折り返しの電車に乗車して、旧市街最寄りのユチュカプラルで下車。

 下右  停留所からカレイチとよばれる旧市街に入る。入るところにあるのがハドリアヌス門。
 
 
 
 上左  ガイドブックでカレイチのメインストリートと表示されていた道。もっと広い道でもっとにぎやかだと思っていたので拍子抜けだった。

 上右  カラアリオウル公園。建物はフドゥルルック塔。中に入ることはできない。

 左  港の上部へ。写真の右上に泊まっているホテルも見えた。
 
  港へ下りてみた。下りると、どこに行くにしても再び上がらねばならないので、迷ったが、結局、下りた。写真は防波堤の上にて撮影。

 下左  市街地に上り、シーフードレストランが集まっている一角で夕食。

 下右  トゥボログというビールを初めて見たので注文。
 
 
 
 上左  パンはよく膨れたアツアツのものが運ばれてきた。

 上右  ロシアサラダ。何かと思って注文した。酸味の強いポテトサラダという感じ。

 左  メインはムール貝のフライ。ムール貝といえはミディエばかりなので、フライがあったので注文した。1個1個が串刺ししてある。
 
 下左  串が刺してあるアルミホイルの中身はじゃがいもだと思っていたのだが、開けてびっくり。トマトだった。

 下右  ソースはトマト味のものとマヨネーズ味のもの。

 美味しく、また珍しいムール貝のフライだった。
 
 
 上左  時計台。

 上右  イヴリ・ミナーレ。向こうに見えるのは時計台。

 左  ドンドルマを売っていたので買った。パフォーマンスをしながらの販売。コーンを持たせて、入れるふりをして入れない、など笑かせてくれた。
 
 ドンドルマを食べながらホテルに向かった。




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