13  イ ス タ ン ブ ル 4

 

 

イズミル空港を経てイスタンブルへ
  泊まっていた宿でベッドの上の絵をよく見ると、前日に行ったミレトスの往時を想像した絵であった。現地に行ったからわかった。
 
 イスタンブルからアンタルヤへ行き、フェティエ、デニズリ、セルチュクと回ってきたが、この日は空路イスタンブルに戻る。

 セルチュクからイズミル空港まで「イズバン」と呼ばれる近郊電車で向かうことにした。

 写真はセルチュク駅の国鉄駅のホームから撮影した「イズバン」のホーム。間に仕切りがあるが、国鉄側も電化されていることがわかる。
 
 
  上左  イズミル空港発は11時35分なので、9時すぎごろに空港駅に着けばよいと考え、8時10分発の電車に乗るつもりでいた。

 セルチュクから空港には国鉄でも行けるが本数は「イズバン」のほうが多くて便利だ。

 上右  自販機で切符を買おうとして右往左往した。なかなか買えずにいたら、駅員が、この機械はチャージ専用で、カードは、駅前のマーケットで買えというじゃないか。

 再び、駅前に戻って、カードを売っているマーケットを見つけて、購入。なんとも不便だ。
 
 
 上左  カードを購入したついでに、そばで営業していたパンの屋台でパンを購入。

 上右  パンは細かく切ってくれて、時間がない中、歩きながら食べたりするのに便利だった。

 左  Bilet35 というカード。イズミルの路面電車や市内バスでも使えるようだ。今回はイズミルは行かないが、保存しておこう。
 
  セルチュクから空港までは、途中で乗り換えがあった。同じホームの両側に止まっている電車の乗継だから難しくない。

 下左  車内。

 下右  空港駅までは1時間ほどかかった。駅数が多いので、所要時間は国鉄の方が短い。

 空港駅は、日本でいうと関西空港と同じように橋でつながっていてわかりやすい。ただし、車の通る道を渡る必要がある。
 
 
  ターキッシュエアラインズの国内線カウンターでチェックイン。すぐに制限エリアへ。

 下左  ラウンジへ。

 下右  国内線のラウンジとしては、かなり充実しているラウンジだ。食べ物が豊富にある。ただし、アルコール飲料はない。
 
 
 結構いい食事ができた。飲物はチャイで、これがアルコール飲料なら国際線ラウンジとして通用する。

 下左  かなり広いラウンジだ。

 下右  ラウンジ内から連絡バスに乗車。ここで搭乗券とIDのチェックを受けバスに乗車。
 
 
 バスを下りた後、歩いてタラップを上った。

 下左  機内。乗り込んだ時、ほとんどの客の搭乗が終わっていた。

 下右  軽食が出された。チーズとトマトのサンドイッチで、イスタンブルからアンタルヤに飛んだときと同じものだった。ラウンジ飯をいただいていたので、少しだけ食べた。白い飲物はアイラン(飲むヨーグルト)。
 
 
 
 上左  島がみえ、マルマラ海の上空のようだ。

 上右  エーゲ海沿いに北上しマルマラ海を渡るコースだった。

 左  イスタンブル空港でもタラップで下り、バス連絡だった。そのかわり、すぐに荷物受取所があり、歩く距離が短くてすんだ。
 
 タクシム広場行きの空港バスに乗車。
イスタンブルのアジア側へ
 
 上左  空港バスを下りてホテルへ向かった。泊まるのはタクシミストホテル。

 上右  窓からの眺め。下の道の突きあたりがタクシム広場。

 左  室内。
 
 
 上左  窓側から入口を見る。

 上右  トイレとその右側にシャワー。

 左  コーヒーと菓子のサービスがあった。小さなホテルでは珍しく、好感がもてた。
 
 部屋で1時間ほど休んで外出。向かうのはアジア側。

 タクシム駅から地下ケーブルに乗車。車体が斜めに止まっていることがわかる。

 下左  カバタシュで下車して、フェリー乗場に向かった。

 
 
 
 上右  16時15分発のエミノニュ、カドキョイを経てさらに遠方へ向かうフェリーに乗車。

 左  フェリーは意外に大きな船だった。2階の後部の壁のない席に乗船。
 
  カバタシュからボスポラス海峡を渡った対岸はユスキュダル。
 
 フェリーから見たユスキュダル。まっすぐ海峡を渡ればすぐだが、立ち寄らずに、ガラタ橋の南詰にあたるエミノニュに向かった。
 
 エミノニュで停船。北側を見ると、ガラタ橋がよく見える。
 
 ボスポラス海峡を渡り、さらに海峡を抜けて、マルマラ海に面したカドキョイに到着。30分ほどの船旅だった。
 
 カドキョイでは、環状のレトロな路面電車が走っている。単線で時計回りの一方通行だ。

 フェリー乗場近くから乗車し、その点対称の付近で下車して、歩いて戻った。
 
 車内。

 下左  戻る途中にあったジュース屋。

 下右  何のシュースだったか忘れてしまったが、飲んで一休み。
 
 
 
 上左、上右  カドキョイの繁華街を歩いた。

 左  カドキョイから地下鉄4号線で、1駅だけ乗車し、アイルルックチェシメへ。
 
 マルマライと呼ばれる国鉄の近郊電車に乗換えて、1駅だけ乗車し、ユスキュダルで下車。

 ヨーロッパ側とアジア側の国鉄線をボスポラス海峡の下を通るトンネルで結んだ鉄道だ。
 
 マルマライは、アイルルックチェシメを出るとすぐにトンネルに入る。ユスキュダル駅は、ボスポラス海峡下のトンネルに設けられている駅だ。

 ユスキュダル駅から地上に出たすぐ近くにあったレストランに入った。サバサンドが12TLとは安い。アンチョビーサンドもあって15TL。
 
 ハムシタバ(アンチョビーフライ)があったので、注文した。25TL(約380円)。

 ハムシタバはネット仲間のオフさんから勧めれていて、あちこちのレストランで探したが、なかなか食べられす、やっと食べることができた。美味しくて安い料理で、並べたかも円形で見た目もきれいだ。
 
 
 上左  パン。

 上右  地元民向けのレストランでビールはおいておらず、コーラを飲んだ。

 左  食後はまず海岸へ。ボスポラス海峡を挟んで見えるのは、カバタシュ付近の明かり。
 
 7月15日殉教者の橋(旧名はボスポラス海峡大橋)もライトアップされていて、よく見える。
 
 夜のユスキュダルを散歩。
 
 オリーブはさまざまな種類が売られている。
 
 夜も魚屋が開いていて、ハムシ(アンチョビー)が売られていた。
 
 マルマライに乗車してヨーロッパ側に戻った。乗るとすぐにボスポラス海峡の下を通り、次の駅はヨーロッパ側のシルケジ。下車したのは、その次のイェニカブ。

 下左  車内。

 下右  イェニカブで地下鉄2号線に乗換え、タクシムで下車。
 
 
 
 上左  あちこちで見かけるハフィズ・ムスタファ1864で一休み。

 上右  チャイ。

 左  いちごのデザート。

 ホテルに戻ると22時。




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