2006.10  チ ェ ン ラ イ

 

  

 ↑はゴールデントライアングル。真中の三角形した部分がミャンマー、右手の陸地と川の中州がラオス、左下がタイ。中州のある川がメコン川、タイ・ミャンマー間の川がルアク川。かつて、麻薬の産地として知られた謎のの地域も、今は、誰でも観光できる場所になった。今回の旅で一番すばらしかったのはここだ。

 タイはすでに4回の訪問を数え、バンコク、アユタヤ、スコータイ、チェンマイなどを訪問している。それで、よりマイナーな観光地や、今まで避けていた リゾート地にもこれからは行こうと考えた。その第一弾として、この国の北端、チェンライを選んだ。ミャンマー領やラオス領にもちょこっと入国できるので試してみることにした。

 今回は、2日目の訪問予定地が交通が極端に不便なところである上、1日目も、チェンライ空港から直接、ミャンマー国境へ向かって時間の短縮をはかりたい(市内に戻って路線バスに乗るのとかなり時間のロスがでる)と考え、1,2日目は現地旅行会社が主催するツアーを利用することにして、事前に予約しておいた。

 さて10日前にフィリピンを訪問しているのだが、旅の計画段階で、フィリピンとタイの訪問順序をどうするかとても悩んだ。タイの新空港が開港するので、新空港の開港直後にまっさらな空港を見るか、旧空港のお別れ訪問(ドンムアン空港は24回の離発着を経験しており、海外の空港では最多回数)とするかであった。結局、新空港を体験できる順序にした。そのうえで、2つの旅の手配を平行して進めた。

 ところが、出発1週間前に、タイでクーデターが発生。一時は、しまった、旅の順序を逆にすればよかったと思った。でも、1日後には、平穏なクーデターであることが判明、旅行には全く支障がないことがわかりやれやれと安心。そして、出発の前日、フィリピンのマニラが台風の直撃で甚大な被害が出ていることが判明。飛行機は飛ぶようになったが、マニラで停電が発生しているなどの情報が入った。被害に遭われた方々はお気の毒だが、自分にとっては、旅の順序、この順序でよかったと思いながらの出発となった。

 

   1日目前半  開港3日目のスワンナプーム空港、ミャンマー領タチレイ

   1日目後半  ゴールデントライアングル、ラオス領ドンサオ島

   2日目前半  ドイ・トゥン・パレス、 アカ族の村

   2日目後半  メーサロン、カレン族の村

   3   日  目  チェンライ市内、開港5日目のスワンナプーム空港

 

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